2016-05-16から1日間の記事一覧

信親「信」字拝領は本当に天正6年なのか?(その2)

二次史料など信用できないと思われるかもしれないけれども、それでも検討する価値はあるだろう。 『土佐物語』によれば、元親は信長が息子弥三郎の烏帽子親とり実名の字を申し請けたく思い、使者に中島可之助を遣わすことにした。可之助は尾州に致り、元親と…

信親「信」字拝領は本当に天正6年なのか?

従来、長宗我部元親の嫡男弥三郎が織田信長から「信」字を拝領したのは天正3年のこととされていた。ところが「石谷家文書」の発見により天正6年のこととなった。その理由は12月16日付石谷頼辰宛て長宗我部元親書状で「信」字拝領されたことの感謝を斎藤利三…