疑問

地球5周分のガソリン代について(その2)

山尾氏の説明では、自身が代表を務める事務所には、2011年に247万2352円、12年に429万2818円のガソリン代の支出記録がある。元公設秘書は領収書をもとに経費を請求していたが、実際には経費通りにガソリンを購入していない疑いがあると…

地球5周分のガソリン代について

⇒安倍応援団が民進党・山尾志桜里の「地球5周分」ガソリン代を追及も、安倍首相はその倍以上「地球12周分」を計上!|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見 たとえば、安倍首相が代表をつとめる「自民党山口県第4選挙区支部」が同じ12年に計上したガソリン代…

「歴史秘話ヒストリア」服部半蔵

さっきやってた 転職忍者ハットリ君の冒険 〜家康の“頼れる家臣”服部半蔵〜 ⇒歴史秘話ヒストリア 信康事件について俺は詳しくない。ウィキペディアを見ると 天正7年(1579年)に家康の嫡男信康が織田信長に疑われて遠江国二俣城で自刃に追いやられたとき検使…

浦島太郎の謎(「玉手箱」の謎)

浦島太郎にについてそんなに書くつもりはなかったんだけれども次から次へと疑問が湧いてくる。 先に 巌谷版では、乙姫が玉手箱を渡すが、『御伽草子』が亀が渡す(筥とあるだけで玉手箱とは書いてない)。 と書いたけれど、よく読めば『御伽草子』にも「玉手…

浦島太郎」の謎(「めでたしめでたし」は何がめでたいのか?)

浦島太郎について考えていたところ素朴な疑問が。 巌谷小波の「浦島太郎」を見ていたら最後に「めでたし/\。」で終わっていた。それが気になったので調べたら『日本お伽噺集』には19話が収録されていて、そのうち「瘤取り」以外は「めでたし/\。」で終わ…

労働階級の英雄

フランスのシングルヒットチャート2位 John Lennon - Working Class Hero⇒Meilleures ventes de Singles et Titres en France le 13 novembre 2015 2015 (Top Singles) パリ同時テロに関係するんだろうけれど、なぜWorking Class Hero?イマジンじゃなくて?…

ウメボシアメ

サザエさんが夏みかんか何かを食べて、「おー、すっぱい」と言っていて、三コマ目でワカメちゃんに、「ちょっとそこのウメボシアメとって」と言う。四コマ目で、さらに酸っぱそうな顔をしたサザエにワカメが「梅干しって言ったんじゃなかったの?」と言って…

なぜ合体したがるんだろう?

⇒「SEALDs」と学者の会が合体 反安保法案共同デモ:朝日新聞デジタル いや本気でわからないので。別にこの件に限ったことじゃないけれど、なんで合体しなきゃならないんだろう? 選挙ならわかる。得票がが40%見込まれるA候補と30%の得票が見込まれる…

新マルクス主義とは何ぞや?

ジアルディーノ・グループのハンス・ズーター会長は「徴兵制度の撤廃を求めるのは新マルクス主義の思想と一致する」と言い放つ。さらに、平和主義者の行う「非スイス的」で「軍隊に反対する」活動はこの30年間全く変わっておらず、平和主義者は「新マルク…

日本の幽霊の手と足(最後に)

これで本当に終わり(いずれまた書くかもしれないけど)。 何度も書くように、円山応挙の「返魂香之図」は下半身が描かれてない。足が無いのか煙で見えないのかはともかく、足の部分がどうなっているのかわからない。なお「返魂香之図」というけれど、絵を見…

日本の幽霊の手(番外) 古今未曾有 工夫の幽霊(補足)

終わりにするつもりだったんだけど大事なこと書き忘れてた。 歌舞伎に「漏斗(じょうご)」という衣装がある。 歌舞伎衣装の一つで、幽霊の着る衣装です。裾が細くしぼんで漏斗(じょうご)のようになっています。「四谷怪談」のお岩などが着るものです。 ⇒…

日本の幽霊の手(番外) 古今未曾有 工夫の幽霊

幽霊ネタはとりあえず今日で終わり。 いろいろ検索していたら面白い絵があった。 古今未曾有 工夫の幽霊 尾上梅幸 歌川国貞 1830年 ⇒MISTER_DELIGHT (yajifun: 古今未曾有 工夫の幽霊 尾上梅幸 歌川国貞 1830年)⇒歌川国貞 - Wikipedia この「尾上梅幸」とい…

二階から目薬の謎(その2)

⇒二階から目薬の謎 - 国家鮟鱇Twitterからトラックバック(?)をいただいたので再度考えてみた。念の為にいっておくけどこれはあくまで俺の推理であって、簡単に信じないように。 このことわざは、1700年刊行の「風流御前義経記」とある「二階から目薬さす…

定義とは何か?(その2)

⇒定義とは何か? - 国家鮟鱇 のつづき。俺が「定義とは何か?」という疑問を持つようになったのは、前の記事に書いた「幽霊の定義」の件もあるけれど、記事を書こうと思った直接のきっかけは ⇒【読書感想】日本の反知性主義 - 琥珀色の戯言 を読んだことにあ…

定義とは何か?

今まであまり考えてこなかった。 とりあえず国語辞書を見てみる。 ⇒ていぎ【定義】の意味 - 国語辞書 - goo辞書 1 物事の意味・内容を他と区別できるように、言葉で明確に限定すること。 これは理解できる。 2 論理学で、概念の内包を明瞭にし、その外延を確…

日本の幽霊の手足(その6)

もういい加減終わりにしたいんだけれど、次から次へと湧いてくる疑問。収拾がつかなくなてきた。 今回もう一度白居易の「李夫人詩」。 武帝は李夫人の死後も夫人を愛して止まなかった。それで反魂香で夫人の魂を呼び寄せた。しかし呼び寄せた夫人の姿はおぼ…

日本の幽霊の手足(その5)

鈴木春信の「見立反魂香」 鈴木 春信(すずき はるのぶ、享保10年〈1725年〉? - 明和7年6月15日〈1770年7月7日〉)とは、江戸時代中期の浮世絵師。 ⇒鈴木春信 - Wikipedia ちなみに円山応挙は 享保18年5月1日(1733年6月12日)- 寛政7年7月17日(1795年8月31…

日本の幽霊の手足(その4)

白居易の「李夫人詩」 ⇒李 夫 人 ⇒反魂香1 : 緑水庵 ⇒反魂香〜胡蝶骨〜|Sweet Medicine などに原文が載っている。読む前に予想していたのとは違って「非科学的」なものではなかった。 特に「是なるや非なるや兩(ふたつ)ながら知らず」というところ。本当…

日本の幽霊の手足(その3)

引き続き諏訪春雄氏の論考について ⇒諏訪春雄通信 83 その前にもう一度「幽霊の定義」について。 幽霊とは「死んだ者が成仏できず姿をあらわしたもの」。この定義が絶対というわけではないけれども、日本における一般的な定義はこれでしょう。『境界のRINN…

日本の幽霊の手足(その2)

今回は諏訪春雄氏の説。 ⇒諏訪春雄 - Wikipedia ⇒諏訪春雄通信 83 諏訪氏は「幽霊に足が無くなったのも地獄のせいです」と主張する。これは応挙説(反香魂説含む)に次いで良く取り上げられている説。 亡霊が足をうしなった理由は二つあります。一つは雲で…

日本の幽霊の手足

「日本の幽霊の手」というタイトルなのに足の話ばっかり書いてるのでタイトル変更。手の話を書くつもりだったんだけれど、手よりも足についての今まで見たこともなかった新情報が次から次へと出てくるもんで。 今回は「日本の中世及び近世における夢と幽霊の…

日本の幽霊の手 反魂香(その2)

反魂香について考えていたら新たな疑問が浮かんだ。反魂香によって現れる死者の姿は幽霊と言えるのだろうか? これは「幽霊」とは何かという定義にもよる。ウィキペディアによれば 死んだ者が成仏できず姿をあらわしたもの[1] 死者の霊が現れたもの[2] ⇒幽霊…

日本の幽霊の手 反魂香(訂正)および(再訂正)

訂正。円山応挙の「反魂香之図」は「久渡寺 円山応挙」で画像検索してヒットする美人画ではないかと推測したんだけれど、それは ⇒【画像集あり】なぜ幽霊には足が無いのか? 円山応挙の幽霊画をめぐって:うしみつ-2ch怖い話まとめ- に『カルフォルニア大学バ…

日本の幽霊の手 反魂香

前にも言及した ⇒「円山応挙が足のない幽霊を初めて描いた説」に疑問 応挙が幽霊画を描いた理由はこれとは別の話なのであまりしませんが、脚のない理由が、応挙真筆最有力候補(久渡寺)が「反魂香之図」というタイトルであることなどから下半身が煙で覆われ…

日本の幽霊の手(番外) 狂骨(その4)

「下半身がぼやけて足が見えない(足が無い)幽霊」と、「下半身が描かれているけど先細りして足があるべきところに無い幽霊」は同じ思想が背景にあるのか?ルーツは同じなのか?俺は今までこんなことは考えたこともなかったけれど、誰か考察している人はい…

オバケのQ太郎の中身

幽霊の手について考えてたんだけど、ちょっと横道に逸れる。 俺は子供の頃「おばけ」といえば、「一つ目小僧」とか「のっぺらぼう」とか「から傘おばけ」とか「ろくろ首」とかを連想したので「オバケのQ太郎」の「オバケ」というのがピンとこなかった。オバQ…

日本の幽霊の手(番外) 狂骨(その2)

「きょうこつ」の意味も重要だけれど、より問題なのは画像の方だ。⇒狂骨 - Wikipedia ⇒「つるべ女」 「計宇古都奈之(きょうこつなし)」の鮮明な画像はネットで見つからない。 「つるべ女」の名前の由来は「井戸の中から釣瓶に吊られて浮かび上がった姿」に…

日本の幽霊の手(番外) 狂骨

そもそも狂骨が幽霊の手の原型になったというのは俺の勝手な妄想で、そこから先にさらに妄想を膨らませるのはどうよとは思うんだけれど… ⇒狂骨 - Wikipedia ⇒「つるべ女」 「狂骨」と「つるべ女」の姿はほぼ同じ。「狂骨」が先で「つるべ女」が後。ウィキペ…

日本の幽霊の手(その3)

昨日ふと気づいたんだけれど、幽霊のステレオタイプのあの手の形だけでなく、額に三角の布(「宝冠」その他の呼び方がある)を付けてる絵も画像検索でほとんど見つからない。 唯一検索でヒットした絵を調べてみたら『怪物画本』という画集に収録されている絵…

日本の幽霊の手(その2)

例の霊の手の絵を見つけた。 ⇒幽霊を描いた作品を紹介する「うらめしや〜、冥途のみやげ展」が開催されます。 | 弐代目・青い日記帳 「歌川国芳《民谷伊右衛門 市川海老蔵・お岩亡霊 尾上菊五郎》天保7年(1836) 」 「歌川国芳《浅倉当吾亡霊》嘉永4年(185…