大引け

参考リンク
 ストップ高77万2000円でこの日の取引は終了しました。出来高は70万8124株(リンク先の板の出来高707216+9売り数量908=708124。報道と合致)
 みずほ証券の反対売買時点での出来高は61万1074株。差し引き9万7050株。全てが、みずほ証券の買いだったとしても、142863-97050=4万5813株足りません。
 もちろん全てがみずほ証券の買いだったとは思えませんから、
4万株以上の買い戻しが必要か=ジェイコム株の誤発注問題―みずほ証券(時事通信)

同日の市場での売買動向からみて、みずほ証券が同日中に買い戻せた株数は最大でも56万株程度にとどまり、今後少なくとも4万株以上を買い戻す必要があることが分かった。 

 というのは、このことを指すのだと思われ、この4万株という数字は、「非現実的」な数字であり、実際はそれを大きく上回るものと思われます。

 ちなみに、みずほ証券は「270億」という数字を出しています。この数字の根拠が不明だったのですが、この板情報を見ると、みずほ証券の売りの内、46万7137株がストップ安57万2000円での売り約定であり、ストップ高77万2000円との差額20万円であることから、270億÷20万=13万5000株が一つの目安になりそうであり、
<ジェイコム株>単純ミスで大損失 東証「安全装置」なく(毎日新聞)

みずほ証券の福田真社長は8日の会見で「誤って出した売り注文61万株については、売った先から市場でほとんど買い戻せた」と強調した。しかし、引き続き開かれた東証の会見で天野富夫常務が「大きな影響のある数だと認識している」と発言するなど食い違いを見せており、市場では13万株(2割)程度が買い残しとみられている。

 の「13万株」の根拠はここからきていると思われます。仮に13万株の買い残しがあるとすると、株が10万円値上がりすれば、130億円の損失が上乗せされることになります。