2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

悪魔の証明

3日前に話題にした片瀬久美子氏が大炎上「疑われた側が潔白を証明すべし」という理屈は絶対に認めるべきではないという論調もありますが、政府や行政機関にはアカウンタビリティー(国民に対する説明責任)が当然求められます。論のすり替えでしょうね。社会…

北朝鮮の思想

自由主義国からの視点で解説したものは多いけれど、北朝鮮の論理ではどうなっているのかを解説したものというのはあんまりないように思う。 俺が昔見たもので記憶違いかもしれないけど、なるほどと思ったのは、一般に指導者は無謬とされていると解説されてた…

科学は多数決で決まる(その2)

⇒科学は多数決で決まる「科学が信仰に見える」人達は、科学的な手法についての理解がイマイチなんだろうと思う。自分がこうあって欲しいという「願望」によって「事実」を歪めないようにするのが科学の手法。一部の権威者の意見や多数決で決まったりすること…

古文書解読(その4)

書き忘れがあったので追記。 ご教示ありがとうございます。「細事」は気づきませんでした。後文の「証し」とどう繋がるかという点と、この文書では「事」が閉じられた表記なので「さい事」となる点、葛西・岩付は結城と小田との境目ではない点、といった部分…

古文書解読(その3)

高村不期さんの記事によれば、『北条氏康の子供たち』(宮帯出版社 2015年)所収の「浄光院殿― 足利義氏の室」(長塚孝)に 天文19年のこと、結城政勝は若君が六月に葛西か岩付へ移座する可能性を問い合わせている(「結城家譜草案」『埼玉県史料叢書』12)…

古文書解読(その2)

引き続き私訳を続けるべきだが正直しんどい。 たゝいかやうにあつてもうつし被申あるましき、御ゆふと存申候、 ※ 「御ゆふ」の意味がわからない。大意は「北条氏康の出兵は御移りの障害となるという公方の考えは何があっても動かしがたい」ということだと思…

古文書解読(その1)

⇒専門家解釈との差異 - re:know にある古文書解読にチャレンジ。なお俺は関東の歴史に全く無知。 わさと申上候、さては一日御文くたし給候、かたたよりにて候ほとに、御返事にて申さす候、さてはわかきミさま御うつり、六月ニさたまり申候や、御めてたく候、…

丑の日にかごでのり込む旅うなぎ

まず基礎知識として土用は夏にだけあるのではない。 土用(どよう)とは、五行に由来する暦の雑節である。1年のうち不連続な4つの期間で、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前約18日間ずつである。 ⇒土用 - Wikipedia したがって「土用丑の日」といっても…

厭離江戸前大かば焼き

昨夜テレビ見てたら、歴史学者の磯田道史氏が、土用の丑の日に鰻を食べる風習は平賀源内が広めたという話を「有力な説」として紹介してた。だが、歴史学的には到底「有力な説」ではない。この話は史料では確認できない。国立国会図書館デジタルコレクション…

アベノミクスの後継者

⇒「安倍降ろし」で石破総理が誕生すれば、日本経済は大失速間違いナシ(郄橋 洋一) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)安倍首相が今辞めなくても、いつかは辞める。自民党は今年党規を改正したので、安倍氏が来年9月に任期満了を迎えても、再選すれば2021年9月…

知ったことではない

hamachan先生にこんなこと言われちゃった。 りふれは内部の、金融政策も財政政策も認める穏健派と、金融政策のみを認め、財政政策を罵倒する過激派の関係など、私の知ったことではありません。 ⇒「りふれは」の自業自得的オトモダチ効果: hamachanブログ(EU…

ナチスの雇用対策

よくわからん。アウトバーン。これは良く言われる。その他、住宅・鉄道・運河・ダム等々。そしてデフレ政策の転換。さらに結婚奨励で女性労働者を調整すること。 ⇒ヒトラー政府初期の雇用創出計画(失業対策)について 阿部正昭 ところで、『経済人』の終わ…

稲葉氏と原田氏(オトモダチ?)

そういう馬鹿や悪意にあるそれなりの論理を最大限善意に解釈すると結局は以下のようになる――ケインズ的拡張政策では結局大不況からは脱却できず、軍拡に行くしかなかったのでケインズ政策はダメ。だからナチもニューディールも高橋財政もダメ。— 稲葉振一郎 …

正直俺には何がなんだかわからないんだが一体どういうことなのか誰か説明してほしい

日銀の原田泰審議委員の発言 原田審議委員は、1929年の世界大恐慌後の欧米の財政・金融政策に言及。「ケインズは財政・金融両面の政策が必要と言った。1930年代からそう述べていたが、景気刺激策が実際、取られたのは遅かった」と述べた。 ⇒原田日銀…

そもそもリフレ派とは何ぞや?

俺がネット始めた2000年代において話題になってたのはインフレターゲット論。 ではなぜインフレターゲット論なのかといえば、 何かしなければ景気は良くならない。財政政策(公共事業や減税)による景気刺激は、膨らんだ財政赤字を考えても、もう無理だから…

ナチスの経済政策

ナチスの経済政策ってどんなものなのかと、そんなこと良く知らないので探してみたら ナチスも政権を獲得するまでは、恐慌は購買力の不足から生ずるとする近代経済学の過少消費説に立っていた。しかし、今日、彼らの考えは逆の考えに立っている。すなわち恐慌…

原田発言は正しいのか?

原田泰氏の発言がなぜ炎上したかというと、ナチスが正しかったかのように受け取れる発言をしたからであって、まあ普通に読めばそういう意味ではないことはわかるけれども、それでもナチスを持ち出すときには注意に注意を重ねてというか、そもそも安易にナチ…

「りふれは」と「リフレ派」

⇒「りふれは」の自業自得的オトモダチ効果: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) ここで言われていることの歴史学的ないし社会科学的意味自体で言えば、その言説は殆ど正しい。というか、それは本ブログで繰り返し紹介してきたシュトゥルムタールの『ヨーロ…

彼らにとって絶対真理に対する反対は何かの間違いにすぎない

何度も引用しているドラッカーの名言 一方において、彼らは反対論を認めることができない。絶対真理に対する反対だからである。他方、彼らは反対論と戦うこともできない。間違いは情報不足の結果にすぎないからである。彼らにとって絶対真理に対する反対は何…