「りふれは」と「リフレ派」

「りふれは」の自業自得的オトモダチ効果: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

ここで言われていることの歴史学的ないし社会科学的意味自体で言えば、その言説は殆ど正しい。というか、それは本ブログで繰り返し紹介してきたシュトゥルムタールの『ヨーロッパ労働運動の悲劇』の認識と殆ど変わらない。

断固としてお仲間意識に基づき、あいつらは少なくともその一部はナチスにシンパシーを感じている連中なんじゃないかという疑念を抱かせる、或いは少なくともその疑念を積極的に払拭しようと懸命に試みてこなかったという意味において、今回の騒ぎは、確かにその歴史学的ないし社会科学的なコアの部分だけでは誤解ないし曲解と評すべき点があるのは確かですが、いままでの「リフレ派」諸氏の諸々の言動を踏まえて考えれば、ある程度までは「自業自得」と評されてもやむを得ない面があることは確かだろうと思われます。

うーむ。hamachan先生におかれましては、原田発言は基本的には正しい。正しいけれどもナチスを支持してると疑われかねない発言だから批判されるのは仕方ない。そういうアブナイ発言を擁護するのはいかがなものか?ということを言いたいように受け取れるわけでして、だったら原田氏および「その強固なお仲間意識で知られるこの思想集団」がナチスシンパだと疑われないよう注意深く配慮して発言したとしたら、それに同意しない人(俺もだが)は、やはり稲葉氏と同じに「みんなバカか悪意があるかどっちか」ということになるのでありましょうや?