2017-07-02から1日間の記事一覧

稲葉氏と原田氏(オトモダチ?)

そういう馬鹿や悪意にあるそれなりの論理を最大限善意に解釈すると結局は以下のようになる――ケインズ的拡張政策では結局大不況からは脱却できず、軍拡に行くしかなかったのでケインズ政策はダメ。だからナチもニューディールも高橋財政もダメ。— 稲葉振一郎 …

正直俺には何がなんだかわからないんだが一体どういうことなのか誰か説明してほしい

日銀の原田泰審議委員の発言 原田審議委員は、1929年の世界大恐慌後の欧米の財政・金融政策に言及。「ケインズは財政・金融両面の政策が必要と言った。1930年代からそう述べていたが、景気刺激策が実際、取られたのは遅かった」と述べた。 ⇒原田日銀…

そもそもリフレ派とは何ぞや?

俺がネット始めた2000年代において話題になってたのはインフレターゲット論。 ではなぜインフレターゲット論なのかといえば、 何かしなければ景気は良くならない。財政政策(公共事業や減税)による景気刺激は、膨らんだ財政赤字を考えても、もう無理だから…

ナチスの経済政策

ナチスの経済政策ってどんなものなのかと、そんなこと良く知らないので探してみたら ナチスも政権を獲得するまでは、恐慌は購買力の不足から生ずるとする近代経済学の過少消費説に立っていた。しかし、今日、彼らの考えは逆の考えに立っている。すなわち恐慌…

原田発言は正しいのか?

原田泰氏の発言がなぜ炎上したかというと、ナチスが正しかったかのように受け取れる発言をしたからであって、まあ普通に読めばそういう意味ではないことはわかるけれども、それでもナチスを持ち出すときには注意に注意を重ねてというか、そもそも安易にナチ…

「りふれは」と「リフレ派」

⇒「りふれは」の自業自得的オトモダチ効果: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) ここで言われていることの歴史学的ないし社会科学的意味自体で言えば、その言説は殆ど正しい。というか、それは本ブログで繰り返し紹介してきたシュトゥルムタールの『ヨーロ…

彼らにとって絶対真理に対する反対は何かの間違いにすぎない

何度も引用しているドラッカーの名言 一方において、彼らは反対論を認めることができない。絶対真理に対する反対だからである。他方、彼らは反対論と戦うこともできない。間違いは情報不足の結果にすぎないからである。彼らにとって絶対真理に対する反対は何…