2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

中国の寺院壁画修復の謎(その2)

⇒令人发指的维修 朝阳古寺清代壁画惨遭“修复”_佛教频道_凤凰网 中国語の記事を見ると「图片来源:北国网、辽沈晚报供图:五角枫」とある。他の記事にも同じことが書いてある。 「Yahoo!翻訳」を使うと「画像由来: 北国ネット、遼の瀋夕刊は図を供えて: 5…

中国の寺院壁画修復の謎

⇒中国、清朝時代の壁画で「修復の悲劇」俺は何でも疑う性質だからこれも疑っちゃうんだけれど。 そもそも仏教美術にはカラフルなものが多い。だからカラフルだってだけで元の絵と違うというのはどうなんだって疑問がある。日本でも修復するために調査したら…

トンデモレーダー

上の「高麗仏画」には「至正19年」という画記があったそうだ。だったら記事にそう書けばいい。もちろん「本当にそう書いてあるのか」とかきりがないわけだが、「至正19年」と記してあるから「至正19年」に作られたのだと鑑定するという論理については疑わし…

「高麗仏画」が「里帰り」

⇒高麗仏画が日本から韓国へ里帰り 「信頼あればこそ」:朝日新聞デジタル 鄭教授は仏画の隅に制作年代として「1359年」のすかしがあるのを発見。「純金で描かれた高麗仏画が日本に」と韓国の学会で発表した。 もちろん西暦のはずがない。 16世紀初め、…

天竜村は歴史学・民俗学の研究対象として有名

⇒熊谷家伝記 - Wikipedia南朝の落人によって開墾された村だそうだ。そっち方面はあまり関心がないので全く知らなかった。

スポーツ観戦における不適切発言

⇒「私の発言で不快な思いをさせて大変申し訳ありませんでした」と言わせる社会―「千葉滅べ」事件に関する私見: 311後の日本の政治論壇 俺はこの前あの発言に対して「一般論からいえばたわいの無いこと」と書いたけれど、よく考えてみれば「千葉滅べ」という…

「おじろくおばさ」の謎

⇒「おじろく」、何故? - Living, Loving, Thinking で知った。2008年のエントリーがなぜ今頃になってというのは ⇒【画像】封印された日本のタブー...人権を無視した某集落の奇習「おじろく・おばさ」 | 日刊ナックルズ という2013年10月20日付の記事が注目…

「空気」と絶対理性

一連の「炎上」事件に対する言説には納得できないものが多い(特に批判の方に)。「炎上」に対する立場が肯定的だったり否定的だったりするのは人それぞれだろうとは思うが、それを正当化する理屈がどうにも変に思えてしかたがない。 まず気に入らないのが「…

一体何が問題なのか?

⇒今後、帰国するべきかどうか。 - むしブロ さっぱりわかりませんわ。 さらには、「解雇や減給の措置であれば社会的な制裁だが、大学からの厳重注意は社会制裁ではない」というコメントもあった。いやいや、法を侵しているわけでもないのに自分のことが新聞…

とある大学教授の炎上〈その後)

サンスポの記事によると 一連の書き込みに対して、東北大にはメールや電話での抗議が10件程度寄せられたため、18日に同大が教授から事情聴取。その上で「不適切発言」として厳重に注意し、関係者への謝罪をするよう指導した。 ⇒「千葉、滅びろ」「地獄に…

海外の炎上事例(ガガさんの場合)

⇒レディー・ガガ、ダイエットに関する発言でツイッターが炎上 | MTVと一緒に考えよう | MTV JAPAN 去年4月の記事。これは日本語記事多数あるので比較的有名だと思われ。 また、一部のファンがツイートを冗談として受け止め、ガガを擁護する一方で、「どうし…

海外の炎上事例

炎上事件があると「日本の特殊性」みたいなことがよく語られるんだけれど、海外の事情を良く知らないから、指摘されているようなことが本当に日本特有のことなのかは常に疑問に思っている。 飲食店従業員が不適切な画像をネット上に公開して炎上した例は海外…

とある大学教授の炎上について

⇒東北大教授:「千葉、滅びろ」とツイッターに投稿→炎上− 毎日jp(毎日新聞) よくわからん。 ツイッターでの炎上事例といえば最近ではコンビニや飲食店でバイトが不適切行為を撮影してネット上に公開したというのがあるけれど、この場合、俺は「はてなブック…

語尾がカタカナ

昨日の「ですゾ」の件。 「ですぞ」については昭和初期どころか明治43年の石川啄木『道』にもある。 『まあさ、さう笑ふものではない。老人(としより)の愚痴は老人の愚痴として聞くものですぞ。――いや、先生方の前でこんな事を言つちや済まないが、――まま…

キリストは韓国人?

⇒【韓国】「イエス・キリストは韓国人だった」 世界に真実を伝えるため、イエスの生涯展を開催アルファルファモザイク ※下記リンクより、一部抜粋。続きはソースで http://www.unionpress.co.kr/news/articleView.html?idxno=224551 http://news.searchina.n…

ですゾ

⇒ですゾのはじまり面白そうなのでちょっと調べてみた。 まず「です」の語源について。 ⇒〜です。〜ます。の語源について... - Yahoo!知恵袋 現代語の丁寧語デスは、近世末期に江戸の遊郭で発達したと言われています。デゴザリマス>デゴザンス>デアンス>デ…

あの「名曲」を超えたかもしれないミュージックビデオ

2年前に話題となったRebecca BlackのFriday ⇒レベッカ・ブラック - Wikipedia それを超えたかもしれないと話題の新曲Alison GoldのChinese Food 10月14日公開で早くも200万回再生突破! なおラップ担当がFridayと同一人物 ⇒Patrice Wilson - Wikipedia, the …

邪馬台国の「馬」と蘇我馬子の「馬」

前に卑弥呼の「卑」や邪馬台国の「馬」という字は倭国が中原から見た蛮族に当たるので付けた蔑字ではないかという件について書いた。 ⇒卑弥呼の「卑」 - 国家鮟鱇いまだにこれについての学者の見解をみつけることができないのだが、ネット上では、中国に「馬…

ワニかサメか

いつも興味深く拝見しているブログ。 ⇒因幡の白兎 ワニ派vsサメ派の論争とか。 現在位置を確認します。/ウェブリブログ 日本に鰐はいない。「わに」という言葉自体は大陸伝来なのか存在するようだが、馴染みのある動物ではなかった。たぶん、「鰐」という言…

大人のための「ごん狐」論

小学生が深読みする必要なないかもしれない。しかし我々は大人なんだから大人には大人の読み方があろう。 ここで必要なのは科学的な視点である。すなわち「ごんは狐だ」ということだ。狐がいたずらを反省したり、人の境遇を憐れんだり、人に感謝されたいと願…

「ごん狐」の解釈(その2)

その1 ごんは何をしたのか? 兵十にいたずらをした。兵十の取った魚が逃げた。結果として魚の命を救った。 ただし、うなぎは首にまきついたので頭をかみくだいて外した。つまり殺した。 その2 兵十の母親の死 ごんのいたずらが原因で死んだという描写はない…