2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

自由主義の要点?(その2)

松尾匡氏が言う ──1970年代までの国家主導的なやり方が世界中で行き詰まったのは、うまくいかない理由があった。それを指摘した自由主義的な経済学者の巨匠たちが言っていた要点は何だったのか。 とは、過去記事を見るとハイエクのことらしい。 ⇒ハイエクは…

自由主義の要点?

⇒なぜベーシックインカムは賛否両論を巻き起こすのか――「転換X」にのっとる政策その1 | SYNODOS -シノドス- (まず断っておくけれど、俺はド素人であるからして自由主義の哲学について詳しく知っているわけではないし、自由主義の経済学者が何を言っているの…

大口真神原

⇒Myth is Mystery Mazes. : 逆さ読み『風土記』逸文 大和国 大口真神原 むかし明日香の地に老狼在て、おほく人を食ふ。土民畏れて大口の神といふ。 これは『枕詞燭明抄』という江戸時代前記の下河辺長流という人が書いた和歌注釈書に「見風土記」として記さ…

日本で撮影された洋楽ミュージックビデオ(2013〜)

will.i.am - #thatPOWER ft. Justin Bieber Clean Bandit - Rather Be feat. Jess Glynne R5 - (I Can't) Forget About You (Official Video) Panic Station (Official Video) The Weeknd - Belong To The World Charli XCX - SuperLove (Official Video) Qu…

カ カ カ カワイイ

アヴリルの新曲 バックダンサーがとても気になる (追記 19:01) Gwen Stefani - Hollaback Girl この曲とビデオとバックダンサーのHarajuku Girlsに影響受けてるっぽい。 ⇒Harajuku Girls - Wikipedia, the free encyclopediaHarajuku Girls ※ このビデオが…

出雲大創建神話の驚くべき解釈

今年になって「武田信玄のラブレター」とか「立国は私なり、公にあらず」とか「麻生発言」とか「日本国憲法第99条」とか「解釈」についての記事を何本も書いた。 今回また驚くべき「解釈」の問題を見つけてしまった。 今年の正月にNHKでやってた出雲大社…

韓国の教育相がラーメン食べて顰蹙を買う

事故発生当日の16日には珍島の体育館で、徐南洙(ソナムス)教育相が集まった不明者家族に背を向けてカップラーメンを食べ、ひんしゅくを買った。 ⇒記念撮影・隠れ食い…朴政権高官らに高まる批判 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) この件は、わが国で…

国の恥

⇒「セウォル号」沈没報道の関連で思ったこと: 極東ブログ 今週の日本版ニューズウィークがこれに焦点を当てた記事を掲載していた。「フェリー沈没事故を韓国はなぜ「恥」と感じるのか」(参照)である。しばらくすると無料公開になるのではないか。 欧米では…

なぜ韓国の事故をいつまでもトップニュースで報道してるのか?

おそらくは独自取材が容易だからじゃなかろうか?韓国にはテレビ局のスタッフが多数常駐しているだろうし、日本から派遣するのも比較的容易。関係機関とのコネもあるだろうし。これがアフリカや中央アジアや南米だったら日本のマスコミの取材体制は貧弱でC…

公務員の憲法遵守義務(その2)

第九十九条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。 これを「護憲(憲法改正に反対する)」という意味で解釈する人達がいる。しかし俺はそんな解釈は不可能だと思う。いや、俺は憲法学のド素人…

妖怪?

江戸時代に名古屋の熱田に現れた妖怪の図。君はどう見ても… pic.twitter.com/NjYMsLwHxq http://twitter.com/kamisiro_turugi/status/457304600282800128 というツイートが話題になっているようだが、「妖怪」というのはどっから出てきたのだろうか? 画像検…

公務員の憲法遵守義務

⇒法治から人治へ (内田樹の研究室) ⇒はてなブックマーク - 法治から人治へ (内田樹の研究室) 先日兵庫県のある団体から憲法記念日の講演依頼があった。護憲の立場から安倍政権の進めている改憲運動を論じて欲しいという要請だった。むろん引き受けた。 主催…

「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」という問題(その2)

なんでこんな主張が受け入れられるのか? たとえば大学教授が「地球は平らだ」だと主張したとする。それに対して素人が「地球は丸い」と主張する。この場合、大学教授が間違っていて素人が正しいのは明らかだ。いくら学歴の高い人が「地球は平らだ」と主張し…

「誰が言ったか」ではなく「何を言ったか」という問題

この手の話はよくきるけれど同意できない。 「誰が言ったか」というのは非常に重要なことだ どうして、こんな主張が支持されるんだろう? おそらくはネットには匿名の言説が溢れかえっている。それを匿名だからといって価値の無いものだとする。というような…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その8)

笹井芳樹氏の責任について かなり専門的な話になってくるのでついていけない部分が多々あるけれど、ド素人の感想として的外れかもしれないけれど書いておく。 この場合の「責任」とは小保方氏の不正を阻止することができなかったということになるだろう。さ…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その8)

⇒STAP細胞会見がえぐり出した日本社会の二極化 - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース) 愕然としたことの一つは、あの会見のリアクションがえぐり出した日本社会の二極化であります。事実を客観的に批判できる知性のある人々と、そうではない人…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その7)

マスコミ報道ってそんなにひどいのか? この騒動で多くの人が指摘しているんだけれど、本当にそんなにひどいのか? もちろんマスコミといってもピンからキリまであるし、俺が全てを把握しているわけでは全然ないけれど、俺の知ってる限りではそんなにひどい…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その6)

「小保方さんはちょっと普通の人とは違う」ので、こうした問題が起きた、という話にしてしまえば、話は楽だし、小保方博士一人を排除してしまえば解決ということになります。こんな事件はそうめったに起きるものではないので、「小保方特殊論」ですまそうと…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その6)

この前も取り上げたけれど 最後に、この問題がここまで世間で大きく取り上げられることになってしまったのは、最初におぼかたさんを「割烹着のリケジョ・アイドル」として売ろうとしたからですよ。それを仕掛けた人たちの責任はあるよ。これは何度でも言って…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その5)

あともう一つよくわからないこと。 ⇒特殊と普遍〜「小保方特殊論」を超えて - 科学政策ニュースクリップ 諸外国からは、あるいは、科学者コミュニティ以外からは、日本の博士号取得者の能力に疑念が生じかねない、日本の研究体制が懐疑的な目でみられかねな…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その4)

⇒特殊と普遍〜「小保方特殊論」を超えて - 科学政策ニュースクリップ 日本の研究者育成システムや、研究機関が、一般の人々や諸外国から、懐疑的な目でみられている状況のなか、「他人事」ではなく「自分事」として考えることが求められているように思います…

なぜ人は陰謀論を信じるのか(その3)

最後にこれは何度も書いたけれどピーター・ドラッカーの言葉。 一方において、彼らは反対論を認めることができない。絶対真理に対する反対だからである。他方、彼らは反対論と戦うこともできない。間違いは情報不足の結果にすぎないからである。彼らにとって…

なぜ人は陰謀論を信じるのか(その2)

論理的思考力を持つ人がなぜ陰謀論に嵌るのか? 考えられる要因としてはあと「もし本当だったら」という不安があると思う。 たとえば地球温暖化は間違いかもしれない。しかしもし本当に起こったら、あるいは確実に起きることが確認された時には、対策を取ろ…

なぜ人は陰謀論を信じるのか

⇒なぜ人は陰謀論を信じるか:安易な俗論を排す - 今日の雑談 まず基本的なこととして。世の中に陰謀は現実に存在する。しかしながら確かな証拠が無いのに安易に陰謀があったとみなすことは慎重でなければならない。陰謀以外の理由で説明がつくかもしれないの…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その3)

⇒理研CDBの騒動について まず言いたいのは、なんで「おぼかたさん」ってひらがなで書くのかなあ?ってこと。その真意はわかりかねるけれど、たとえば左寄りの人が「コイズミ」「ハシモト」「アベ」といったように漢字じゃなくてカタカナで書くときの心情には…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その2)

⇒小保方さんの会見に思うこと - むしブロ 万一、小保方さん側の主張が法廷で全面的に認められることになると、そのときは、日本の科学が終焉を迎える瞬間になるかもしれません。日本の司法機関からあのレベルの体裁の論文が不正でないというお墨付きが与えら…

STAP論文騒動のよくわからないこと(その1)

はてなブックマークの人気記事をチェックしてるとSTAP論文に関する記事がたくさんある。それを読んでいて疑問に思う部分が多々ある。疑問に思ってるだけじゃストレスが溜まるのでストレス発散のために書いておく。疑問に対する答えを誰かが教えてくれたら嬉…

日本人による反重力の発見

1989年、「フィジカル・レビュー・レターズ」という物理学の権威ある雑誌にある論文が掲載された。タイトルは「右回転ジャイロによる重力減衰」というもので、H. Hayasaka, S Takeuchiという二人の日本人が執筆したものだった。 ⇒早坂秀雄 - Wikipedia ⇒フィ…

科学の信頼が揺らぐ?

文脈にもよるけれど、たとえば 「一人の未熟な研究者」との断罪以上に組織をあげた検証と説明を。論文のあるじなき理研のSTAP細胞中間報告。「重大な過誤」に科学の信用の土台が揺らぐ。 ⇒近事片々:科学の信用の土台が揺らぐ - 毎日新聞 とか「はあ?」…

「ナチスと同じ愚」

⇒村上元行革相が首相批判 「ナチスと同じ愚」 - 47NEWS(よんななニュース) 自民党の村上誠一郎元行政改革担当相が月刊誌「世界」のインタビューで、憲法解釈を変更し集団的自衛権の行使容認を目指す安倍晋三首相の政治姿勢を批判した。ナチス政権が全権委…