STAP論文騒動のよくわからないこと(その2)

小保方さんの会見に思うこと - むしブロ

万一、小保方さん側の主張が法廷で全面的に認められることになると、そのときは、日本の科学が終焉を迎える瞬間になるかもしれません。日本の司法機関からあのレベルの体裁の論文が不正でないというお墨付きが与えられれば、倫理を守らない研究者は野放しでも問題ないということになってしまいます。もちろん、法廷でのジャッジによって科学コミュニティの小保方さんに対する評価には影響を与えませんが、日本はそういう国だということを世界に向けて宣言することになるわけです。


そもそも彼女の主張が裁判で認められるかというと認められない可能性が高いと思うけれど、仮に認められたとして考えてみる。


争点になるのは、科学の問題というよりは労働者の権利の問題的なものになるのではないか?科学の話だからといって、普通の労働者の問題とは別扱いということにはならないでしょう。そこで処分が不当だと判断されたとして、それで科学界に支障があるというのなら法的に問題のない形での対策を考えるべきであろう。それは不可能なんだろうか?


どうもこの記事を読むと「科学界」というのは特別な聖域なんだと言ってるようにみえてくる。