2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『日本書紀』の謎

『日本書紀』とは一体何なのか。 ⇒日本書紀(ウィキペディア) 日本書紀(にほんしょき、やまとぶみ)は、奈良時代に成立した日本の歴史書である。日本における伝存最古の正史で、六国史の第一にあたる。 『日本書紀』は「正史」である。では「正史」とは何…

これはすごい

⇒『帝王後醍醐』村松剛 松岡正剛の千夜千冊・遊蕩篇 人気ブログなので、わざわざ紹介するまでもないかもしれないけれど、この記事はすごい。

聖徳太子非実在説(2)

「聖徳太子非実在説」+「藤原不比等捏造説」がワンセットになったのが、大山誠一氏の「聖徳太子非実在説」というのが俺の理解。『日本書紀』等に記された太子の業績を疑問視する説自体はその前からあり、それは、歴史に特に興味のなかった時の俺でも知って…

聖徳太子非実在説

⇒東京新聞:週のはじめに考える 書き換わる聖徳太子像:社説・コラム(TOKYO Web) 話題になっているから何か新しい動きがあったのかと思って読んでみたら、何を今さらの大山誠一説だった。要するに建国記念の日が気に食わないので、それに合わせて書いたのだろ…

島国根性という謎の言葉

⇒島国根性(goo辞書) 島国に住む住民にありがちな、視野が狭く閉鎖的で、こせこせした性質。 辞書的な意味はわかるんだけど、この言葉の由来がわからない。いつ、誰が、何のために、どういう経緯で使い始めたのだろう?これが日本古来の言葉でないのはまず…

「空気読め」という風潮

これを「最近の風潮」みたいな感じで論じているのを時々見かけるんだけど、本当にこれって「最近」の風潮なのだろうか? 確かに去年「KY(空気読めない)」というのが流行語になったけれど、それって「空気読めない」を「KY」という略語で呼ぶのが流行し…

福島県の謎の謎

⇒福島県の謎 - 妄想科學日報 福島県会津地方の北西部、三国岳から飯豊山に、ひげのように細長く延びている県域がある。これは福島県側の地域住民の信仰上の理由で、ご神体となる飯豊山への参道を確保したためである。 ⇒福島県(ウィキペディア) 面白い。が…

KYって何だ(その2)

⇒「空気読めない」の範囲 - 深く考えないで捨てるように書く 前に、 ⇒KYって何だ って記事書いたんだけど、それとほぼ同趣旨だと思う。 ところで、「空気読めない」について考える材料として、去年格好の出来事があった。 ⇒痛いニュース(ノ∀`):24時間TVの熱…

プリンスホテルVS日教組

⇒プリンスホテルVS日教組ちょっとまとめ - novtan別館上で紹介されている記事に一応全部目を通してみたんだけど、良くわからないことがある。 ⇒日教組 全体集会を中止 プリンスホテル 高裁の使用命令拒否 (東京新聞) 日教組の申し立てに基づき東京地裁は会…

マッチ売りの少女の謎 (その2)

ただ、どうしても気になるところがある。一つは少女の持っていたマッチ。 「少女は急いで、一たばのマッチをありったけ壁にこすりつけました。」 「その子は売り物のマッチをたくさん持ち、体を硬直させてそこに座っておりました。 マッチのうちの一たばは燃…

マッチ売りの少女の謎 (その1)

童話を読んだのは小学校の低学年の時だったか、あるいは幼稚園の時だったか。それ以来、断片的な話は聞くけど、原典を読んだ覚えはなかったりする。 というわけで、何十年ぶりかで、再び読んでみる。 ⇒マッチ売りの少女 The Little Match Girl (結城浩訳) …