福島県の謎の謎

福島県の謎 - 妄想科學日報

福島県会津地方の北西部、三国岳から飯豊山に、ひげのように細長く延びている県域がある。これは福島県側の地域住民の信仰上の理由で、ご神体となる飯豊山への参道を確保したためである。

福島県(ウィキペディア)


面白い。が、謎がある。会津といえば「賊軍」。それにまつわる事情が絡んではいないだろうか?


と、思って調べてみたら、詳しい事情が書いてあるページがあった。それによると、事の発端は廃藩置県で出来た福島県の県庁が福島にあり、県の北に片寄りすぎていることから始まるそうだ。


飯豊山のへその緒(井手敏博の日々逍遥)

そこで福島県議会は断然県庁を郡山に移すべきことを決議した(1885)のだが、内務省は「賊軍がなにをいうか」とばかりに、翌年福島からもっとも遠い東蒲原郡を分離して新潟県編入し、中央に楯突く地方の意向を踏みにじって問題を決着させた。


こちらも詳しい。
板谷峠&将軍杉(峠を越えて)



この東蒲原郡の分離により、飯豊山の領有争いが始まったということのようです。