プリンスホテルVS日教組

プリンスホテルVS日教組ちょっとまとめ - novtan別館

上で紹介されている記事に一応全部目を通してみたんだけど、良くわからないことがある。


日教組 全体集会を中止 プリンスホテル 高裁の使用命令拒否 (東京新聞)

 日教組の申し立てに基づき東京地裁は会場の使用を認め、東京高裁も先月三十日、ホテル側の抗告を棄却した。
 日教組は、契約上は使用開始となるはずだった一日午前にあらためて使用できるようホテルに要請。だがホテル側の姿勢は変わらず、予約していた会場は既に他の団体に貸し出されていたことも分かり、全体集会の開催を断念したという。

東京高裁がホテル側の抗告を棄却したのは先月三十日。この記事が書かれたのは今月二日。この時点で会場は既に他の団体に貸し出されていた。


そもそも最初に契約を解除したのが悪い。それはその通りだ。だが、高裁の判断はつい最近のこと。高裁に抗告したのが悪いのか?しかし、それは民主的な権利だ。


他の団体に貸し出したのが悪いのか?しかし、高裁でホテル側の言い分が認められた場合、ホテルはすぐに予約が取れるとは限らない。顧客を獲得するチャンスを逃すリスクが生じる。


ホテルが他の団体に貸し出すことを阻止する法的な手段はあったのか?無いとすれば、高裁に上告した時点で、集会が不可能になるリスクが生じていたのではないか?日教組は他の団体に貸し出されることを、いつの時点で把握したのか?


なぜこの問題が今話題になっているのか?それは全体集会が開催できなくなったから。ホテルが契約を解除したのは去年の11月。その是非を問うのは結構だが、旬の話題は、集会が開催できなかったということのはず。


そういう視点で論じているのは、この中では、
プリンスホテル新高輪はカッペ、日教組はカッテ404 Blog Not Found:グランド

しかし、この件における日教組の任務は、「正しいことを貫く」ことなのか?
全体集会を含む会合をきちんと行うことではないのか。

という主張だけだと思われ。