STAP論文騒動のよくわからないこと(その3)

理研CDBの騒動について


まず言いたいのは、なんで「おぼかたさん」ってひらがなで書くのかなあ?ってこと。その真意はわかりかねるけれど、たとえば左寄りの人が「コイズミ」「ハシモト」「アベ」といったように漢字じゃなくてカタカナで書くときの心情には対象を「汚らわしいもの」と見ているようなニュアンスがあるので、それと似たようなものなのかと感じる。そういうつもりでひらがなで書いたのか本当のところはわからないけれど、すごく嫌な感じ。


で、本題だけど

で、理研側はおぼかたさんは「未熟だった」で済まそうとしているみたいなのだけど、そういう人をユニット・リーダーに抜擢した任命責任が明らかにされていないように思う。

これはよく見る意見だけれど、理研の方針から明らかに逸脱したことがあったのならばともかく、そうでないのなら、今の段階でそれを明らかにすることが可能なんだろうか?


そりゃ「結果」があるんだから何らかの原因があったのは確かだろうけれど、それが何であるかということが、そんなに早く究明できるんだったら、そもそも問題なんて起きないんじゃないかと思ってしまう。


なんか「とかげの尻尾切り」ならぬ「頭切り」で、企業の不祥事があったらとりあえず社長を交代させて世間を納得させようみたいな話を想像してしまう。


あと

最後に、この問題がここまで世間で大きく取り上げられることになってしまったのは、最初におぼかたさんを「割烹着のリケジョ・アイドル」として売ろうとしたからですよ。それを仕掛けた人たちの責任はあるよ。これは何度でも言っておきたい

だけど、「割烹着のリケジョ・アイドル」であろうと無かろうとSTAP細胞は「世紀の大発見」なわけで、それが無かったら大きく取り上げられることが無かったなんてことはないでしょう。なんか陰謀論的かつ世間を馬鹿にした話だと思う。