稲葉氏と原田氏(オトモダチ?)
そういう馬鹿や悪意にあるそれなりの論理を最大限善意に解釈すると結局は以下のようになる――ケインズ的拡張政策では結局大不況からは脱却できず、軍拡に行くしかなかったのでケインズ政策はダメ。だからナチもニューディールも高橋財政もダメ。
— 稲葉振一郎 (@shinichiroinaba) 2017年6月30日
『反《常識》の経済学--アメリカ大恐慌の謎(下)失業を長引かせたニューディール』
原田 泰,加藤 卓生
⇒http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I4958245-00
政府は事業をまともに運営することができない。日本による満州経営も、アメリカのニューディール政策も、うまく行ったように見えて実際は異なる
日本では、財政拡大が大きな役割を果たしたと信じている人が多いが、そもそも財政支出の拡大はわずかだった。回復は、金本位制から脱却し、金融緩和に転じたからであるというのである。であるなら、ルーズベルト大統領が、33年5月に、アメリカの中央銀行総裁に当たるFRB議長を、金融緩和に反対するユージン・メイアーからユージン・R・ブラックに交替させたことだけが重要だということになる
うーむ
稲葉氏「原田氏に因縁つけてるやつはみんなバカか悪意があるかどっちか」
↓
稲葉氏「バカはナチもニューディールも高橋財政もダメという」
↓
原田氏「アメリカのニューディール政策も、うまく行ったように見えて実際は異なる 」
(追加)
⇒和恐慌期の財政政策と金融政策はどちらが重要だったか?原田 泰. 佐藤綾野. 中澤正彦
昭和恐慌からの回復過程において、高橋蔵相期の拡張的な財政政策の役割が強調されているものの、拡張的な財政政策が生産の上昇に有意にまたは数量的にも大きな効果があったという結果は見いだせない。