稲葉氏と原田氏(オトモダチ?)



『反《常識》の経済学--アメリ大恐慌の謎(下)失業を長引かせたニューディール
原田 泰,加藤 卓生
http://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I4958245-00

政府は事業をまともに運営することができない。日本による満州経営も、アメリカのニューディール政策も、うまく行ったように見えて実際は異なる

日本では、財政拡大が大きな役割を果たしたと信じている人が多いが、そもそも財政支出の拡大はわずかだった。回復は、金本位制から脱却し、金融緩和に転じたからであるというのである。であるなら、ルーズベルト大統領が、33年5月に、アメリカの中央銀行総裁に当たるFRB議長を、金融緩和に反対するユージン・メイアーからユージン・R・ブラックに交替させたことだけが重要だということになる

原田泰「なぜ日本経済はうまくいかないのか」新潮選書


うーむ


稲葉氏「原田氏に因縁つけてるやつはみんなバカか悪意があるかどっちか」

稲葉氏「バカはナチもニューディールも高橋財政もダメという」

原田氏「アメリカのニューディール政策も、うまく行ったように見えて実際は異なる 」


(追加)
和恐慌期の財政政策と金融政策はどちらが重要だったか?原田 泰. 佐藤綾野. 中澤正彦

昭和恐慌からの回復過程において、高橋蔵相期の拡張的な財政政策の役割が強調されているものの、拡張的な財政政策が生産の上昇に有意にまたは数量的にも大きな効果があったという結果は見いだせない。

「りふれは」の自業自得的オトモダチ効果: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)