彼らにとって絶対真理に対する反対は何かの間違いにすぎない

何度も引用しているドラッカーの名言

 一方において、彼らは反対論を認めることができない。絶対真理に対する反対だからである。他方、彼らは反対論と戦うこともできない。間違いは情報不足の結果にすぎないからである。彼らにとって絶対真理に対する反対は何かの間違いにすぎない。ヨーロッパ及びアメリカにおいて、一九二〇年代、三〇年代にはやった「インテリは左たらざるをえない」とのセリフほど、この間の事情を明らかにしているものはない。

(『イノベーターの条件』ダイヤモンド社

彼らにとって絶対真理に対する反対は何かの間違いにすぎない。


ソ連などにおいて「絶対心理(客観的にみれば「彼らにとっては真理」というに過ぎないが)」に反対する者は、1、バカだから理解できない(再教育しよう)、2、精神に問題がある(精神病院に入れよう)3正しいと理解してるのに悪意によって反対してる(国家反逆罪で粛清しよう)ということになる。


で、そこまでいかなくても、世界には唯一絶対に正しいものがあり、人間には何が正しいのか知る能力があり、そして自分は何が正しいかを知っている。と考える人達は、自分と異なる意見の持ち主のことをどう思っているかといえば、やはりバカだとか悪意があるとか思ってて、実際その手の罵倒はよく見るし、俺も何度も浴びせられたことがある。


ただ、

と、ここまで露骨なのは珍しいので記念として保存。