朝日新聞に何が起きているのか?(パート5)

で、朝日新聞の改革は成功するのか?(あくまで変化しようとしているという前提での話しでだけど)


成功の可能性はかなり低いでしょう。あっちはあっちで「抵抗勢力」がしぶといですから。
今のままの方でいる方が居心地いいし、楽ですし、今までの路線が否定されるのは耐え難いだろうし。


今のところ、朝日の記事は事実誤認が多いし、彼らの持つ古臭い世界観が見え隠れはするんだけど、それなりに抑えて書いてある。「ネット右翼」に対する視線もあからさまに見下すようには書いていない(まあ「ネット右翼」という用語を使っている時点で問題が大アリなんだけど)。
しかし、自分の都合の良い部分しか見ることのできない人間は存在する。あるいは意図的にそうする人間も存在する。
そういう人達が、「誤読」あるいは、「意図的な誤読」をして、あるいは一部分を極論化して、「保守」を見下すようになる可能性は非常に高い。同じことを言っているようで、骨抜きになった主張に取って代わられる可能性は高いだろう。


つうわけで、しばらく朝日新聞の動向を生暖かく見守っていきたい。
(それはそれとして、「保守」の側に指摘されているような問題があるのは確かだが、それはまたいつか。)