モルガン・スタンレー(4522株)
日興コーディアルグループ(3455株)
日興コーディアル証券(305株)
日興シティグループ証券(3000株)
日興アントファクトリーの投資事業組合(150株)
リーマン・ブラザーズ証券(3150株)
野村證券(1000株)
クレディ・スイス・ファースト・ボストン(2899株)(追加)
合計15026株
まだ他にも出てくるかもね。一部で「ハイエナ」とか呼ばれてるけど、株式市場というのは、こういうものです。ルールがあって、それにさえ従ってれば何でもありです。非情の世界です。しかし、そうでなければ公正な市場とはいえません。もちろん現状が公正かというと、そういうわけではないと思います。ただし、市場を公正にするということは、さらに非情にするということであって、その逆の方向にするということではないと思います。今回の件は、ハイエナに責任があるのではなく、責任はあくまで誤発注した、みずほ証券と東証システムの不備、そして(決済額等については)日本証券クリアリング機構にあります。
もちろん他人の過失につけ入るのは人としてどうよ?って感情はわかります。そんな奴とは友達になりなくないと思ったって、それは自然な感情です。そう思う人は自分はやらなければいいでしょう。個人投資家ならそうしても構いません。証券会社のディーラーだったら不適格の烙印を押されるでしょうけど、どうしても嫌なら別の職につけばいいでしょう。しかし、別の人がそれにとってかわるでしょう。代わりはいくらでもいます。
これはどこかネット界の「祭り」現象と似ていると思います。「祭り」をする人を批判したければすればいいでしょうけど、それで「祭り」がなくなるとは思えません。祭られたくなければ、自己防衛するか、ネットを止めるかしかないでしょう。
ちなみに、当日、みずほ証券の反対売買があった後の出来高は9万7050株ですが、発行済み株式数は1万4500株ですので、売方の大半が当日の売りを買って、利益を出して売った分です。上のモルガン等の持ち株は当日売らなかったから、5%超の保有で表に出たもので、当日手仕舞いしたものは表に出ていません。「ハイエナ」を批判したいのなら、表に出たものだけを批判するのは不公平だと思います。