そもそも部外者に何か関係があるのか?

 全く関係がないってことはないでしょうね。この不祥事によって株価全体が下がりましたから。しかし、それは個別に見れば、損したり得したりする人もいるでしょうけど、長期的な影響があるかっていえば、ほとんど無いんじゃないでしょうか?所詮巨大な株式市場の中のほんの小さな出来事です。株価が上昇局面にあるなら、株価が下がれば買いの絶好の好機です。このまま下げるんなら、それはもう株価が天井付近にあったってことで、単なるきっかけにすぎません。もちろん東証の対応のまずさ等、株式市場そのものに不安があるという大きな問題がありますけど、それはこれとは別の話。チョンボした、みずほ証券も、そのミスで儲けた投資家も、双方とも同じ土俵で勝負しているのであり、みずほ証券だって、他がチョンボしたら同じことしたんじゃないでしょうか?というか、今回だって事情を知らないで、みずほ証券の社員が買っていたなんて可能性も捨てきれないんですよね。当初は幹事の日興CGがチョンボしたんじゃないかって噂が流れていましたから。まあこのへんはわからないから迂闊なことは言えないけど。公募で買って安い値段で寄り付きで売ってしまった投資家とか、そういう人は文句を言う資格があるかもしれませんけど、部外者が文句を言うのはどうよ?って感じします。
 でも「ハゲタカ」に不快感を感じるってのは、人としては自然な感情なんでしょうね。ただし、俺としては不快になるのは、自分の気分が悪くなるだけで、何の得にもならないことだと思うんですよね。

 
 まあ、これは俺が思うってだけで、異論はいっぱいあるでしょうけど。