木村剛vs小倉弁護士

「2006.05.12 [ゴーログ]なぜ弁護士と税理士は沈黙を決め込んでいるのか?」
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post_7b59.html

「沈黙を決め込んでいるわけではない。」(Annex de BENLI)
http://benli.typepad.com/annex_jp/2006/05/post_2.html

「2006.05.18 [ゴーログ] だからこそ弁護士は発言してほしい!」
http://kimuratakeshi.cocolog-nifty.com/blog/2006/05/post.html


きっかけは、
ライブドア事件」(日本のハワイは今日も曇天)06年05月02日
http://blog.tori-log.net/Grampy/archives/8/
という記事を「週刊木村剛」が紹介したことから。そこに何が書いてあるかというと、

んんん? グループ内の利益の付け替えが粉飾なの?

とあり、で、

SECの見解や中立な立場でこの辺りに詳しい弁護士さん・税理士さんのコメントが欲しい

と要望している。


それに対して、小倉弁護士は、

ブログ界隈では、ビジネス系のふぉーりん・あとにーさんは早い段階から堀江有罪説に疑問を投げかけており、検察OB系のブロガーさんとは対照的だったりします。

とエントリーに書いて、「週刊木村剛」にトラックバック
ところが、そこで紹介されている、
ライブドア強制捜査−「風説の流布」の法的論点」(ふぉーりん・あとにーの憂鬱)
http://www.ny47th.com/fallin_attorney/archives/2006/01/post_133.html
は、「風説の流布」(マネーライフ社の買収)についてのもの。上で言っているのは「粉飾決算」についてのもの。話がかみ合っていない。
「なぜ弁護士と税理士は沈黙を決め込んでいるのか?」というタイトルに反応して、弁護士は沈黙していませんよと、言いたかったのでしょうけど…


それに、元のエントリーは、専門家は問題点を「素人」(国民)に説明して欲しいということなのに、なぜか、「堀江氏のために声を上げないのはなぜか?」という批判に反論するみたいになっているのもいと不思議。


それに対して木村剛氏は直接のツッコミはしないで、検察の情報リーク問題を例示しているわけだけど、キャッチボールが成功したかは今のところ不明。