ウシウシウシ

牛若は「丁丑の年、丑の日、丑の刻」に生まれたと「お伽草紙」に書いてあるそうだ。
義経(わたしの青秀庵)


※ ちなみにウィキペディアによると、義経は平治元年(1159)生まれ。干支は「己卯」。丁丑は保元二年(1157)。
源義経(ウィキペディア)


その牛若が「寅の月、寅の日、寅の刻」に毘沙門天が現れたという由緒を持つ鞍馬寺で修行したというのが面白い。


ところで、京都府京都市左京区鞍馬貴船町にある貴船神社。「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に貴船明神が貴船山に降臨したのだという。貴船神社鞍馬寺の関係は、「日本後紀に、延暦15年(796年)、東寺の造営の任に当たっていた藤原伊勢人の夢に貴船神社の神が現れ、鞍馬寺を建立するよう託宣したと記されている」のだそうだ。
貴船神社(ウィキペディア)