人は宝

基本的に中世の社会に「福祉政策」なんてものはないわけで、ということは人が増えたからって、福祉予算で財政が圧迫されるなんてこともないわけで、人が増えることはウェルカムじゃないですか。逆に人が減るということは、税収が減るってことで、一大事なわけで、集団で「逃散」などやられたら、そりゃあもう深刻な話で。


で、江戸という都市は、死亡率が高いのに加えて出生率が低いので、外部から人を補充することで成り立っているわけで(「蟻地獄効果」ともいう)、地方から流入してくる人達は貴重な労働資源だったわけですよね。それが治安悪化の原因になるとはいえ、やたらめったら殺していたら困るのは為政者の方なわけですね。


というような考察がネット上にないか探しているところ。