『琉球文化圏とは何か』という本

トンデモ古代史を根拠に非武装を訴える沖縄反戦平和運動の怪 : 週刊オブイェクト
俺は異説が大好きなんだけれど、それは学会では定説としては認められていないが、それなりに説得力があるように見える説が好きでということで、許容範囲も広めなんだけれど、このように説得力のカケラもないトンデモは好きじゃない。「と学会」はこういうの好きそうな感じがするけど(多分)。


ただし、これを真面目に信じる人はそんなにはいないと思われ、ざっと検索してみたところでは、平和運動団体がこれを積極的に取り上げているようには見えない。911陰謀論サヨクの中でも"少しだけ"浮いた存在の某女史よりも浮いた存在じゃなかろうか。


邪馬台国総合説・赤椀の世直しOnline
掲示板見たら「前世療法」とか書いてあるし…



ところで、「名護博 海勢頭豊」で検索すると、
別冊『環』⑥ 琉球文化圏とは何か - 藤原書店
という本が2003年に出版されている。

琉球の第一線の執筆人70余名による初の総合的琉球文化論

なんだそうだ。一見すると真面目そうな本なんだけれど…


執筆者は俺には聞いたことのない人がほとんどなんだけれど、櫻井よしこ川勝平太榊原英資陳舜臣の名も見える。内容が想像できない。


(追記)
藤原書店の社長は、後藤新平の「自治三訣」という考えがお気に入りらしい。その線で左右の脈絡のなさそうな人達がつながってるっぽい。
李登輝氏と後藤新平賞。藤原書店の偉業が光る。:イザ!