ねおりべ派

それにしても、クルーグマンを崇拝しながら、その2大主張のいずれをも口を極めて罵る人々の心性というのは、本当によく理解しかねるところがあります。

クルーグマンさん、何を仰います?: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

hamachan先生におかれましては、こういう人達を「りふれ派」と呼んで「リフレ派」と区別しているわけですよね。


ところで、
時には極めてまっとうなことを・・・: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

池田信夫氏や城繁幸氏だけではありませんな。

どうしたことか、あの藤沢数希氏までが「時には極めてまっとうなことを言う」の実例をつぶやいています。

http://twitter.com/kazu_fujisawa/status/226579542762987520

今の日本の教育システムと、雇用システム、それに結婚にまつわるいろいろなしがらみは、高学歴女子にかなりの負荷を強いていて、一部のハイパーな人以外は、プライベートはあきらめろ、と言っているに等しいと思う。

藤崎さんは新自由主義者なんでしょう。いわゆる「ネオリベ」ってやつですね。個人の自由を最大限に尊重する「ネオリベ」がこういうことを言うのは「どうしたことか」じゃなくて極めて当然のことですよね。


むしろ逆のことを言ったらhamachan先生流に言えば「ねおりべ」になるわけで。

ちなみに平常運転モードでは

として「売春の合法化」等をあげつらっているけれど、どちらも「ネオリベ」的発想であって矛盾しているわけではないですね。


hamachan先生が「どうしたことか」というのが、それこそ一体「どうしたことか」って話ですよ。hamachan先生は藤崎さんを「ネオリベ派」と区別して「ねおりべ派」と呼びたいんでしょうか?そして、それに対して「時には極めてまっとうなことを言う」と評価するのも「りふれ派」に対する評価と比べて「どうしたことか」って話ですよね。