話題になっていることにのみ価値がある記事

フィルタリングについてさらに書けば、はてなブックマークの人気記事になっているような記事は、自力では見つけられなかったであろう貴重な情報や考察が書かれている記事を見つけることができることもあるけれど、その記事が話題になっているということのみが価値であって、もし話題になってなくてたまたま見つけただけならどうでも良い記事が相当含まれているのである(俺の価値観からすればだが)。


たとえば最近取り上げたのでは「おおやにき」の蕨の粉の件は非常に貴重な話だと思うけれど、ザビエルとかメッケルの記事は内容自体に価値を見い出せないのだ。ただ話題になっているので突っ込みたい衝動が起きるのみである。ぶっちゃけ時間の無駄だが、そういうのもまた楽しいっちゃあ楽しいことではある(それをきっかけに色々調べることには価値がないとはいえないが)。でも無ければ無いで一向に構わないものでもある。「おおやにき」は前からRSSリーダーに登録してあるので、はてブのフィルタリングは結局のところ暇潰しのネタを探してきてくれただけということだ(日本史の趣味自体が暇潰しとも言えるけれど)。


これは他にもあって、たとえば最近はてなブックマークをチェックしていると俺は全く興味がないが有名らしい某ブロガーを話題にした記事が結構頻繁に出てくるけれど、ブロガーとしては有名なのかもしれないが社会的には無名に近い人が、なぜかくも話題になっているかといえば、話題になっているが故に話題になっているとしか俺には思えないのである。これはさすがに俺の興味からはあまりにも遠すぎるので傍観するしかないのであった。