RSSリーダーを代替するものがあるのか?

 近年ユーザーがリアルタイム情報の入手先としてTwitterFacebookなどのソーシャルサービスを利用するようになり、利用率が低下していたという。

Twitterなどに役割奪われ:RSSリーダーの老舗「Bloglines」がサービス終了 - ITmedia News(2010年09月13日)

昨日も書いたけれど、これがどういう意味なのかこの手のことに疎い俺には想像がつかない。昨日からGoogle Reader終了についての記事がたくさんはてなブックマークの人気記事になっていて、それについて触れられているものも多数あるけれど、読んでも今ひとつピンとこない。


RSSリーダーを使ってると未読記事が増えていくというけれど、未読記事が増えるのは俺から言わせれば、まさにそれこそがRSSリーダーの便利なところである。まあ未読といってもタイトルすら見ないということなのかもしれないけれど、俺の場合はタイトル見て面白そうなのだけをピックアップして読んで、あとは既読にしてしまい100件の新着記事のうち読むのが数件という使い方だ。それが非効率だというのかもしれないけれど、どんな方法であろうと結局自分の読みたい記事がある確率はその程度ではなかろうか?


もちろん自分の興味と重なるところの多いブログというのもあって、そういうところは新着記事があれば高い確率で記事を読む。でもそういうのはごく少数であって、他にも自分に全く興味のない記事を書くことも多いけれど、たまに俺の興味にドンピシャな記事を書くところもある。そういうのも除外することはできない。RSSリーダー無しでそれをどうやって効率的にチェックするのか俺には想像もつかない。TwitterFacebookがそれをどう代替してくれるというのだろうか?俺はそれらを使っていないからどういう意味なのかさっぱりわからない。


他人の評価でフィルタリングするみたいな話もあるけれど、はてなブックマークだってその中で読みたい記事はごく一部であり、そこから取捨選択する手間はある。


一方、自分が面白いと思う記事が一件もブックマークされていないことは全く珍しいことではない。そもそもブログの読者は一部の有名ブログを除けばそんなに多くない。俺の過疎ブログよりも過疎ってるけれど、面白いブログはいっぱいあるのだ。それらが過疎っているのは記事が面白くないからではなくマニアックだからだろう。マニアといってもアニメや漫画あるいはIT関連(あるいははてなだとニセ科学・リフレ政策・太平洋戦争関連etc)とかなら読者が多いだろうけれど、これが例えば歴史・民俗学となると超少ない。


俺ははてブの歴史タグをRSSリーダーに登録しているけれどこれらの記事は引っかからない。というかはてブの歴史タグは一応登録してはいるけれど超非効率で滅多に読みたい記事が無い。結局のところ自分で探すしかない。といっても全部読むのはしんどいのでRSSリーダーでフィルタリングするしかない。他にどんな方法があるのか想像できない。