2016-03-11から1日間の記事一覧

「あざい」か「あさい」か(その8)

『日本書紀』 「(巻第五)崇神天皇」の「浅茅原」。『古事記』には出てこない。『万葉集』には 「淺茅原 曲曲二 物念者 故郷之 所念可聞」 「山高 夕日隠奴 淺茅原 後見多米尓 標結申尾」 「茅花抜 淺茅之原乃 都保須美礼 今盛有 吾戀苦波」 「淺茅原 苅標…

「あざい」か「あさい」か(その7)

もはや戦国大名浅井氏の話ではなくなるが、ものすごく面白そうなので、古代の「淺」について調べてみる。 『日本書紀』の「淺」使用例。 (巻第五)崇神天皇 天皇乃幸于神浅茅原(かむあさぢはら) 倭迹速神浅茅原目妙姫 天皇即親臨于神浅茅原 (巻第六)垂…