デンマーク王子は犬肉がお好き(Tokyo Fuku-blog)
http://tokyo.txt-nifty.com/fukublog/2006/05/post_ee2e.html
デンマークのヘンリック王子(72)が犬肉好きを告白して動物愛好家にショックを与えている。フランス生まれの王子はベトナムで育った時に犬の味を覚えたらしいが、このインタビューが雑誌「Ud&Se」に載るや国民はショックをうけた。何しろ王子はデンマーク・ダックスフント・クラブの名誉会長だったからである。
最初さらっと読んだ時は、
「デンマークの王子が犬肉好きなんだ。へー。まあ、よろしいんじゃないんでしょうか。」
てな感想だったわけなんだけど、よく読むと、「王子」は「ベトナムで育った」とある。
デンマークの「王子」がベトナムで育った?
それってどういうこと?
さらによく読めば、「王子」は72歳だとある。72歳の王子?
ちなみに俺は、デンマークの王室に関する知識はほぼゼロである。
さらに、さらによく読めば、「王子」は「フランス生まれ」で「1967年マルグレーテ女王と結婚した」とある。なんのこっちゃ?
てなわけで、調べてみました。
まずは、「ヘンリック王子 デンマーク」でグーグル先生に聞いてみる。
ヘンリック王子 デンマーク の検索結果 約 35 件中 1 - 10 件目 (0.08 秒)
確かに「ヘンリック王子」は実在するらしい。
記事のリンク先、
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2006/05/03/wdog03.xml&sSheet=/news/2006/05/03/ixworld.html
にも、「Prince Henrik」とある。直訳すれば「ヘンリック王子」だ。
正確には、「Prince Henrik, the prince consort of Denmark」とある。
「consort」って何だ?って調べてみると、「配偶者」とある。
で、「prince consort」とは、「女王の夫君」という意味だそうだ。
へぇー!
さらに調べると、外務省のサイトには、
「ヘンリック王配殿下」と書いてある。
『デンマーク王国 (Kingdom of Denmark)』
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/denmark/data.html
「王配殿下」とは初めて聞く言葉である。
ちなみに「おうはいでんか」と入力しても変換されない。
俺のPCだと、「王は遺伝か」が最初の変換候補になる。
goo 辞書で「王配」と検索しても、「検索結果に該当するものが見当たりません。」だ。
しかし、「ウィキペディア」にはちゃんと載っていた。すごいぞ「ウィキペディア」!
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8E%8B%E9%85%8D