俺の保守主義

小熊英二さんと考える ナショナリズムの今」(朝日新聞

また日本の右派や保守派をみて思うことは、思想的な核がないということです。

まあ、それはそうでしょうね。別に核が必要だとも思いませんけどね。
だって一口に「保守」と言ったって全然違うもん。

「アンチ左派」という一点で結びついているだけです。

これもその通り。というか、俺なんか結びつこうとすら思っていないし、結びつくべきだとも思っていない。たまたま結果として結びつくことはあるだろう。
だって一口に「保守」と言ったって全然違うもん。結びつくべきだと思っている「保守」はいるかもしれないけど、俺はそう思わない。
むしろ違いをはっきりさせるべきだと思う。馴れ合いは嫌いだ。馴れ合ってるうちに同じだと勘違いして、後で、裏切られたとか何とか揉めるのは愚だと思う。


俺は自分が「保守」だと思っているけど、俺のこと「保守」だと思ってくれる「保守」はあまりいないかもしれない。だって、一般に言われている「保守」とはかなり違うと自分でも思うから。むしろ左翼の方が認めてくれるだろう。
で、簡単に俺がどういう「保守」なのかって言うと、俺が幕末に生きていたら、尊王倒幕派ではなくて、幕府に同情しただろうなっていう「保守」。
だけどあくまで同情であって、幕府に殉じようとまでは思わないヘタレ。
これって、現在、論壇を賑わせている「保守」とは違うでしょ。
これだけでは、説明があまりにも不足しているんだけど、説明しようとするとなかなか難しい。
まあ、おいおい書いていくつもり。