珍四股名

話がどんどん横道にずれていくのだが、上の
中村彰彦四股名が日本語を壊した」(週刊文春
に関連して、珍四股名について。


この前、「近松門左衛門」という力士がいたということについて書いたんだけど、
http://d.hatena.ne.jp/tonmanaangler/20060520/1148137192
それを知ったのが「珍四股名大全集」というページ。
http://www8.ocn.ne.jp/~okane-d/page020.html
他にも「一二三山 四五六(ひふみやま しごろく)」とか、「十七八 十平(とひちや そへい)」とか、「三ッ△ 鶴吉 (みつうろこ つるきち)」とか、こんなの読み方知らなければ絶対無理。


さらに、
「一 匡(かずはじめ はじめ)」 『一』は数の初めだから。
「い 助次郎(かながしら すけじろう)」 『い』はいろはの頭だから。
「九 九之助 (いちじく きゅうのすけ)」 『九』一文字だから「一字九→いちじく」


さらにさらに、
「京 昇  (かなどめ のぼる)」 
これの意味がわからなかったのだけど、いろは歌の最後の文字」
http://www001.upp.so-net.ne.jp/yasuaki/misc/lang/langd9.htm
によると、「いろは」の最後が「京」で終るということだそうな。
しかも検索すると、相撲取りでなくても、「かなどめ」さんは実在する。
http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&hl=ja&ie=UTF-8&rls=GGLD,GGLD:2005-15,GGLD:ja&q=%E4%BA%AC%E3%80%80%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%82%81


他にも検索すると、「子 音二郎」(えとがしら おとじろう)という四股名の力士がいる。
http://www.fsinet.or.jp/~sumo/profile/5/4.htm
もちろんこれは「干支頭」いう意味でしょう。


日本語って面白いよね。