福井日銀総裁が村上ファンドに出資していた問題に関する批判は与野党から出ている。
与党
片山自民参院幹事長
総裁就任時に処分しておくべきだった(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000077-reu-bus_all
谷垣財務相
「日銀は金融政策を担っており、李下に冠を正さずという言葉もある。(そうしたことに)日銀としても意を用いてほしい」(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000293-reu-bus_all
「やはり脇が甘かったという印象は持っている」(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000134-mai-pol
「総裁就任中も持ち続けていたとすれば、法律的な責任の所在は別にして、日銀総裁が、結果として司直の手にかかるようなファンドに投資をしていたことは大きな問題である。事実であれば、大きな問題として取り上げることもあり得る」(ロイター)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060613-00000107-reu-bus_all
「金融の番人になってからもファンドを続けていたのは大きな誤りだ。国民が低金利であえぐ中、総裁は高利回りでもうけていた。道義的責任なしと言えるか」(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060614-00000102-kyodo-pol
与党側の批判は、日本銀行総裁という金融政策に携わる人間がファンドに投資するということが疑惑が持たれる可能性があるという方向での批判。
一方、民主党の批判は、「司直の手にかかるようなファンドに投資をしていたこと」とか「高利回りでもうけていた」とかいうしょうもない批判。
マスコミは今のところ社説を見る限りでは妥当な批判をしている。