⇒asahi.com:米大統領、戦前日本とアルカイダ同列視 歴史観に批判 - 国際
ブッシュ演説に関しては、あきれるとしか言いようがない。ただ、朝日社説に、
イラク戦争を始めるときに米政府内には、武力による民主化の成功例として、日本の占領を考える人たちがいました。日本に言及したのは、こんな背景があるからでしょう。
とあるように、前々から、こういう考え方をしていたことはわかっていたので驚きはない。このネオコンの思想は、
なお、左翼からネオコンに至ったことで、両者に通底する何らかの部分があったと指摘するマイケル・リンドは、新保守主義の「民主主義の輸出」というコンセプトは彼らが青年期に信奉したトロツキズムの「革命の輸出」の焼き直しであるとしている。
とあるように左翼的色彩が濃い。アメリカの保守派内部でも賛同する人ばかりじゃないだろう。ブッシュ以後、アメリカの保守はどうなっていくんだろう。情報不足。
それにしても、
というのは、あれですね。アメリカで黒人の参政権が認められたのは南北戦争以後らしいけれど、実質的に認められたのは日本で女性参政権が獲得されるよりも後のことなんですよね。
⇒アメリカで黒人の参政権が認められたのはいつですか? -OKWave
ちなみにウィキペディアで調べると、女性参政権の獲得年次で1945年は、「フランス、ハンガリー、イタリア、日本」とある。
⇒女性参政権(ウィキペディア)
それはそうと、
⇒朝日新聞社説 ブッシュ演説―日本の過去に触れるなら
こっちはこっちでどうなのと思う。読んでて一々突っ込みたくなるんだけど、検証している余裕がない。能力の限界。
あと話はズレるけど、
⇒新保守主義 (アメリカ)(ウィキペディア)
「ネオコンとされている有名な思想家・政治家」にサミュエル・ハンチントンってあるけど、そうなの?