お墓の目印だよ! ドクロちゃん!

ボストンの密貿易業者と海賊(研究生活の覚書)

いつもためになる記事を書いているブロガーさんの最新記事。ボストンの墓石に髑髏の絵が刻まれているのだが、それはなぜか?海賊の影響ではないのかという内容。こういうの大好き。


まずは、サミュエル・アダムズの墓石の画像を見たいと思い探す。場所はグラナリー墓地。検索するといっぱい見つかるけれど、残念なことに、どこに髑髏の絵があるのかわからない。ジョン・ハンコックの墓も見つかったが、やはり髑髏が見えない。あきらめた。


次に「海賊旗」について。そもそも海賊旗についてほとんど知識がない。
海賊旗ウィキペディア
面白い。面白いが墓石との関係はわからない。


次に、墓石と髑髏について何か書いてある記事はないかとグーグル先生に聞いてみる。マイナーな話題なので期待はしていなかったのだが、やはり、ざっと見たところそれらしい記事は見当たらない。しょうがないので英語サイトにまで手を伸ばす。しかし、俺は英語が大の苦手。でも、そんなことは言っていられない。


Skull and crossbones - Wikipedia
「海賊旗の固定観念もかかわらず、歴史的には、他の目的で使用されています。」ってある。スペインの共同墓地の入り口の目印として長く使われてきて、死の概念に結び付けられたシンボルとなったということらしい(多分)。


次にこれ。
FROM BEYOND THE GRAVE: CEMETERY SYMBOLS
・ヨーロッパと以前のニューイングランドの初期の記念碑及び墓石は粗雑であり、翼のある髑髏、骸骨、死の天使のような、恐ろしい模様が刻まれていました。
・永遠の平和の場面が天罰のそれらに代わるのは、1800年代の後半までありませんでした。
ということかな(多分)。


サミュエル・アダムズ(1722年- 1803年)、ジョン・ハンコック(1737年-1793年)に髑髏があって、ジョン・アダムズ(1735年- 1826年)の墓にないのは、1800年代が墓石デザインの転換期に当たっていたからじゃないのかという気がしないでもない(あくまで推測)。


あと、なんか良くわからないけれど面白そうな記事。
The mystery of the Skull & Crossbones