初詣の歴史

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初詣の歴史を皆知らない - mmpoloの日記
正月に神社へ参拝する初詣は日本の古い伝統行事などではなく、明治になってからある鉄道会社が始めたものだという話。


初詣ウィキペディア

初詣が習慣化したのはそれほど古い時代ではなく、従来は氏神またはその年の恵方の方角の社寺に詣でること(恵方詣り)が多かったのだが、近年では氏神恵方とは関係なく有名な寺社へ参る人も多くなっている。明治時代までは恵方詣りの風習が残っていたようだが、京阪神において電鉄会社が沿線の神社仏閣をてんでんばらばらに「今年の恵方は○○だ」と宣伝し始めたために、本来の恵方ではない神社仏閣にも詣でるようになり、恵方の意味が薄れ、有名な神社仏閣にお参りするようになったといわれている。基本的に「年蘢り」形式を踏まず、単に寺社に「元日詣」を行うだけの初詣は新しい風習であり、明治以降広まったものであるという。


衝撃的な話。今のところ保留。


ところで、ここで出てくる「恵方詣り」だが、俺は全く知らない。いや、このウィキペディアにも「その年の恵方の方角の社寺に詣でること」と書いてあるので、知識としてはわかる。しかし何だか遠い異国の習慣であるかのように実感が湧かない。江戸時代の習慣で今では廃れているものでも、それなりにわかるものはわかる。方位信仰ということなら「丑寅」とか「北枕」なんて個人的には全く気にしないが、それでも馴染みがある。ところが「恵方」についてはさっぱりだ。


この断絶は一体なぜ?


恵方」といえば節分の「恵方巻」が思い浮かぶ。これがつい最近広まった習慣で、「コンビニの陰謀」などと呼ばれていることは、よく知られた話。ただ「恵方巻」は多くの人が知らなかった新しい習慣かも知れないが、そもそも「恵方」についても俺は、数年前初めて聞いたとき「何それ」と思ったものだ。どうやら地域差があるらしい。


で、「恵方巻は関西の風習」とか言われているんだけど、初詣についても、ウィキペディアには、

京阪神において電鉄会社が沿線の神社仏閣をてんでんばらばらに「今年の恵方は○○だ」と宣伝し始めた

と書いてあり、こっちも関西の話だ。


それ以外の地域では、どうよ?と思うのだが、そこのところがよくわからない。


昔書いた記事
恵方まき