3年後に消費税の引き上げ

これも経済音痴の俺が良くわからないところなんだけれど、麻生首相が「3年後に消費税率引き上げ」を明言したことについて。


「給付金を支給しても後で増税するのでは財布の紐はゆるまない」的なことが言われているんだけれど、消費税増税っていうのは、たとえば税引き前1万円の商品は現在1万500円。それが消費税10%なら1万1000円、20%なら1万2000円。消費者側から見れば商品の税込み価格が上がるってことですよね。


3年後に値上がりするとなれば、今のうちに買っておこうってことになりますよね(特に住宅とか)。つまり消費が増える。もちろん増税後には減ることになるんですけどね。首相はこの景気後退を「全治3年」と言ってるわけで、つまり「3年後の消費税増税」というのも「景気対策」の一つとして言っているんですよね。


それが政策的に正しいか正しくないかは知らないけれど、そういう視点で論じているところは俺の見た範囲では今のところありませんね。