漢方薬のネタはこれでおしまい

asahi.com(朝日新聞社):事業仕分けに反論、540億円分は維持求める 厚労相 - 政治

医療用漢方薬など、市販類似品がある薬を公的医療保険から外すという事業仕分けの指摘については「患者負担が増える」などと反論。診療報酬改定論議の中で、引き続き検討する方針だ。

大臣も消極的なようだし、漢方薬が保険外になる可能性はかなり低いんじゃないですかね。可能性がなくなったわけじゃないけど。反対派の人は一安心ってところでしょうか。


一応念のために書いとくけれど、俺は保険外に反対の立場じゃないですからね。そもそも署名の呼びかけの内容に疑問を持ったのが調べるきっかけだったし。俺はいたって健康だから、漢方薬を含む市販品類似薬のお世話にはほとんどなっていないし、詳しくないから保留にしているだけで。


負担者の立場として、健康保険制度の維持のためには、高齢化などの理由によって増え続ける医療費の抑制は必要じゃないかとも思うし。そういう議論がほとんどなかったのが不満であり、それは「ふさわしくない物語」によって、そうなったという印象がある。


今回見直されなくても、また数年後には見直しの話が出てくるでしょう。そういう話だと俺は思いますね。