「JANJAN」休刊 

市民記者メディア「JANJAN」 広告落ち込み3月末で休刊  (1/2) : J-CASTニュース
元々ほとんど見てなかったし、今、あらためて細菌の見出しを見ても読みたいと思う記事無いなあと思う(これは人によるだろうけれど)。

今回の「暫時休刊」について、日本インターネット新聞社代表の竹内謙氏は、

「PVは伸びていたのですが、この1〜2年で広告収入が大きく落ち、休刊せざるを得ない状況となりました」

と話す。竹内氏によると、09年度の月間平均PVは約2000万。現在登録している市民記者は約8000人、創刊以来7年間で掲載した記事は5万本にもなる。

PVが伸びているというのが、むしろ驚き。「09年度の月間平均PVは約2000万」だそうだけど、今年1月の記事数が374件、2月が371件だから、一件あたり5万PV以上という計算になり、弱小ブロガーとしてはうらやましい限り。
※しかし、実際は「ザ・選挙」でPV稼いでるんじゃないかという気もする。


で、JANJANのことはどうでもいいんだけれど、気になるのはこれ。

また、03年に創業したJANJANのサイトシステムは、ブログやツイッターなどの普及した現在では時代遅れになり、新しい技術を取り入れたシステムに更新するため、この際、一休みして構想を練る時間をとることにした、という。

JANJANの当初の目的は、一方通行型の既存マスコミに刺激を与えることだった。しかし最近は、マスコミにも市民の投稿やブログとの連携を重視する動きが出てきた。また、既存マスコミに属さない報道関係者が主張してきた中央省庁の記者クラブ開放も、政権交代後少しずつ進んでおり、「こうした点からみて、弊社の所期の目的はひとまずは達成されたと得心しております」としている。

どうなんだろう?確かに05年頃に始まったブログブームは一方通行型の既存マスコミに刺激を与えたかもしれない。でも、最近はどうも論壇系ブログはしょぼくなっているような感じがする(あくまで俺の実感だけど)。


個人的には05年頃は、いっぱいブログ記事読んでた。だけどだんだん当時お気に入りだったブロガーが更新停止したり、滞りがちになったりしてきて、一方、新規にお気に入りを見つけるのが億劫になってきた。そしてはてなブックマークなどを見ても、人気記事となっているのはいつも代わり映えのしない人達。勝ち組と負け組みの差は開き続ける。で、それらの人気記事が面白いかといえば、なんというか、既存マスコミの文化人のコラムとさして違うとも思えないんですよね。


あくまで俺の個人的感想だけど。