サンデルブーム

ブームに乗り遅れちゃならないと思い『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』を買おうと本屋に行ったんだけれど、直前で税込¥2,415はやっぱりキツイなと思い直し、代りにブックオフで前々から気になっていた『信長は謀略で殺されたのか―本能寺の変・謀略説を嗤う』(鈴木眞哉藤本正行 洋泉社)を¥250で買ってきた(なんのこっちゃ)。約2500円くらいケチるなって話だが、やっぱ俺にとってはきついんですね、これが。


それはともかく、本の帯に「40万部突破」みたいなことが書いてあってびっくり。まだまだ売れそうだし。そんなに魅力的なことが書いてあるんですかね?


というか、俺も最初は魅力的なテーマだと思ってたんだけれど、ネットで見た講義の内容とかが、「保守」の俺から見ると、所詮リベラル内部での論争って感じで、あまり魅力的でもないように思えてきてるんで、それが買うのを止めた理由の一つなんだけれど、しかし、本を読まなきゃ評価もできないんで、やっぱり読まなきゃいけないんだろうから、いつかは図書館なり古本屋で買うなりして読むつもり(つもりと言いつつ読まないということはよくあることだけど)


その代わりといっては何だけれど、かなり前に古本屋で一冊¥50くらいで買うには買ったけれど読んでなかった『現代社会学入門』(ロバート・ニスベット 講談社)の、「第九章 社会的規範」(第三巻)を今読んでるところ。