新聞の「科学記事」批判

そういえば、新聞の科学記事はひどいという話で、具体的にどこがひどいのか書いてない場合が多いんだけれど、稀に書いてあることがあって、それが何かというと永久機関について肯定的なことが書いてあったみたいなことだったりする。


しかし、そういうのは大抵地方版の記事だったりするわけで、つまり科学知識に詳しい記者が書いたものではない。そもそも科学記事として書かれているのではない。


もちろん、そんなこと新聞社の都合であって、こっちの知ったことじゃないという反論は予想されるし、問題がないかといえば問題大有りなのは確かだが、しかし、やっぱり科学記事として書かれているものと、そういうものとは区別して考えるべきだと思う。


(前者の場合、地方の話題的な記事であっても科学に関わることは科学専門の記者が関わるべきだとかいうような解決策があるかもしれないけれど、科学専門の記者自体が低レベルという話ならそれでは解決しないわけだし)


いや、そうじゃなくて科学記事におかしなものがあるという話もあるだろう。だけど具体的に示さないと、そういうのと見分けがつかない。