ワクワクしたらいけないのか?

自称研究家が相対性理論を覆す発見をしたとかいう話なら、それが事実である可能性は0.00000…と限りなくゼロに近い。世の中に絶対はないから、慎重な言い方をすれば「絶対にありえない」ではなくて「間違ってる可能性が高い」という言い方になるだろうけれど。


今回の発表だって「間違ってる可能性が高い」のかもしれない。しかし、上のようなケースとは圧倒的にレベルが違う。事実の可能性がたとえ1割だろうが1%だろうが0.1%だろうが凄い話だ(事実の可能性なんて計算不可能だろうけど感覚的なものとして)。


もちろん「間違ってる可能性が高い」としてクールな態度を取る人はいる。それがいけないというんじゃなくて、むしろいなければならないとは思う。だけどワクワクしている人は異常だみたいに言うんだったら、それはちょっとおかしいんじゃないですかと言いたい。


そういう「空気」を読んで萎縮しちゃっている人は現実にいると思われるが、萎縮する必要なんてないと思う。


常温核融合は結局尻すぼみになっちゃったし、当初から疑問の声はあったけれど、これだって別にワクワクしちゃいけないって話じゃないと思うし、後になって疑似科学扱いされるようになったからって、恥じることはないと思う。いまだに引きずっているというのなら別だけど)