⇒【PC遠隔操作事件】「真犯人」からのラストメッセージ(江川 紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース
江川紹子氏は容疑者として逮捕された人物を擁護している。
それは大変結構なことだ。容疑者が逮捕されたのにはそれなりの理由がある。だからといって、それで有罪だと決め付けるわけにはいかない。冷静に、丹念に検証するのは当然のことだ。
その江川氏が、麻生発言についてはこんなことを言っている。
総合すると、麻生発言のポイントは、ナチスはドイツ国民が誰も気がつかないようにひっそり憲法改正を行った、という誤った理解のもとに、その「手口」を学びたい、ということのようですにゃ。民主主義を否定しないと言いつつ、国民がその趣旨に気がつかないように改憲したい、と。国民主権はどこへ?
http://twitter.com/amneris84/status/362395202012450819
江川氏が誤解しているのは明らかだが、まあそれはこの際いい。
「冷静に」「時間をかけて」作ったのが、ああいう憲法「改正」草案なのか…。
https://twitter.com/amneris84/status/362624434458210305
自民党の憲法草案を江川氏が気に入らないことはわかった。しかし「冷静に」「時間をかけて」作れば、誰もが支持できる憲法ができるとでも考えているのだろうか?「冷静に」「時間をかけて」作っても根本的に考えが違う人は支持しないに決まっている。うどんをいくら丁寧に作ったって蕎麦にはならないのだ。
麻生発言について、今なお、誤報だとか誤読だとか、「ナチスの非を繰り返さないために手口を学ぶの意だ」といった超訳などが飛び交うニッポンの夏
https://twitter.com/amneris84/status/363205516379426816
こんな言論がPC遠隔操作事件の容疑者を擁護する人の口から出てくるのだから本当に情けなくなる。ここから案ずるに江川氏は容疑者が実行犯だとするのは「疑わしい」からではなく「絶対に間違っている」から擁護しているのだろう。逆に自分が「絶対に犯人だ」と確信を持てば、それを疑問視する意見があっても躊躇なく攻撃するのだろう。
そりゃ世の中から冤罪がなくなるわけがない。