第六天魔王信長

このことはいつか書こうと思ってたんだけど。



信長の「第六天魔王」だけが注目されているけれど、信玄は信玄で天台座主沙門信玄」と名乗ってるんですよね。


しかし、信玄がそんな名乗りをすることはおよそあり得ない。


だから、これは本当にあったことではないと俺は考えていたんですけどね。


ところが丸島和洋氏によると、その部分は正確じゃないけれども、他は実際にあった可能性が高いと。


そういう考え方は想定していなかった…


まあ、よくよく考えてみればこのやりとりが実際にあったか?なかったか?というのは、新史料が発見されて「あった」ことが証明されれば別だけれども、そうでなければあまりにも史料が少なすぎて「あった」と主張するにしろ「なかった」と主張するにしろ、それほど確固としたものにはなりえないだろうとは思う。