貧困層の具体的イメージ

母一人子一人の世帯の場合


2012年だと可処分所得約173万円以下が相対的貧困

173/12=約14.4万円 一カ月当たりの可処分所得

児童扶養手当)4万2千円-(173万-57万)×0.0186879=約2万円

一カ月当たりの生活費 約16.4万円

家賃推定6万円として残り10.4万円が衣食・光熱・その他の消費分、そして教育費(高校授業料は全額免除)。


(訂正8/28 児童扶養手当は所得に含まれる。したがって一カ月当たりの生活費 約14.4万円 家賃6万として残り8.4万円)


※参考 出典夫婦2人の生活費っていくらぐらいが普通?[花嫁きれい]

生活費の内訳は?<1ヵ月あたりの生活費 平均額> 生活費 21.0万円
内訳は…
住宅費 7.9万円
食費 3.7万円
光熱費・通信費 2.3万円
保険料 1.9万円
服・理容 1.4万円
交際費・趣味 2.4万円
その他 3.2万円

(ゼクシィ新生活準備調査2013 報告書より)

21.0-7.9=13.1万円がが衣食・光熱・その他の消費分。


単純計算すれば月当たり2.7万円の差。1人当たりでは1.35万円の差。貧困層世帯と一般世帯(夫婦の場合だが)の差は思ったよりも少ない。ただし学生なので授業料以外の通学に必要な費用が生じる。また進学するのなら受験・進学費用や参考書等の費用がかかる。逆に言えば進学をあきらめて、食費等を若干切り詰め、特に保険料をゼロにすれば一般世帯の平均にやや劣る程度の生活が可能。ということになるはず。もちろん一般家庭の場合は所得の残りを預貯金等に回すことになるが。あとあくまで貧困層に含まれる中で最も所得が多い場合、すなわち貧困層とそうでない層の境界線にいる場合についてはということ。


※ 参考 生活保護の場合(訂正8/29)
生活扶助居宅基準1類 39,360円+39,170円=78,530円 (母親41歳〜59歳・諸情報により1級地ー1と推定して)
逓減率 78,530円×0.8850=69,499円
生活扶助居宅基準2類 50,180円
母子世帯 加算    22,790円
合計        142.469円+住宅扶助



なお数字等の保証はできない。関心があるなら自己の責任で調査・計算するように。そして俺の間違いに気づいたら指摘されたし。