(相対的)貧困状態にある子どもの割合を減らす簡単な方法

高等学校等就学支援金を対象世帯に現金給付する


¥9900×12=11万8800円(公立高校の場合)私立等は加算される。


給付金は所得に含まれるので高校生の子どもがいる家庭の所得はそれだけ増える。高等学校等就学支援金は高校に支給され所得に含まれないと思う(多分)ので、よって相当な数の相対的貧困に相当する世帯が貧困層から脱出できる。


もちろん高校に支給されるものが世帯に支給されるだけなので実態は何も変わらない。むしろ親が学費を使いこむ危険性がある。


でも数字を減らす効果はある。
※ ついでに小中学校や幼稚園・保育園への補助金も減らして、その分児童がいる世帯に配布して、学校が費用を徴収する形にすればなお効果があるだろう。


「貧困」に関するここ最近の議論を見ていると、数字(数学というよりも算数)に疎い、数字で論じない議論が圧倒的大多数なので、これで十分ごまかせるのではないだろうかと思えてくる。