「1000円ランチ」って言葉が１人歩きしている。俺が確認しているのはツイッターのアーカイブ。それ見る限りでは1000円ランチは見当たらない。もっと遡ればあるのかもしれない。ランチの写真はネット上にいろいろあるが魚拓的なものではないので本物なのかわからない（ただし本物の確率は高いと思う）。俺が確認できるのは一件は5/5にバラティエというレストランで食事していること。ただし今はメニューが変わっているので値段がわからない。もう一件は8/11に同じくバラティエで食事していること。写真には「豪快！厚切りポークステーキ（ライス付き）￥1790」「ラブーンのチョコレートムース￥860」「オレンジジュース￥530」そしてもう一品あるけど不明。おそらく「総料理長の気まぐれサラダ ￥800」で「気まぐれ」なので中身が違うのではないかと思われる。
⇒ワンピースレストラン BARATIE（バラティエ）
これで￥3980円也。「いつもの如く美味しかった」と書いあり、2度目だったら「前回の如く」みたいに書くだろうから、5/5、8/11以外にも何度も行っているのだろう。このレストランはフジテレビ本社屋7階にあり、お台場では「お台場みんなの夢大陸 ONE PIECE FILM GOLD FESTIVAL｣が開催されている。入場料￥2000也。そこでワンピースグッズに「散財」（とツイッターに書いている）。値段総額は不明だが、トートバッグ（楽天でみると￥1015）、シリコンリストバンド（類似商品で￥500）、ムギムギおてだま（類似商品で￥648×3）その他おそらく5000円以上は使ってると思われる。これに交通費往復約￥2000（大船か藤沢からと推定して）。しめて￥13000。細かいことを言うようだが最中アイス￥350を食べてることも確認でき、他にももっと使っていると思われ。加えて8/13、8/15、8/16に映画「ONE PIECE FILM GOLD」鑑賞（￥1400×3）。8/15は新宿まで見に行ってるのでこれも往復￥2000弱。食事してれば＋α。
わかってるだけで半月で約2万（多分それ以上）使ってる。あと4回は映画「ONE PIECE FILM GOLD」を見る予定だったことはツイッターでわかる。
なお高校生のお小遣いの平均は￥5000程度。月14.4万、家賃6万で暮らす母子家庭は一食100円その他節約しても2万余るか余らないか（もちろん14.4万というのは貧困層の最上位）。8月だけ贅沢したのなら可能だと言い張ることも可能かもしれないが、7月も相当使ってる。5月のレストランは母子で行ってる。なおツイッターに消費の全てが書かれているわけではないと考えるのが自然（他のアカウントでその一部がわかるものもある）。
なんか粘着ストーカーみたいだけれど不正アクセスで調べたわけではない。「1000円ランチを食べてはいけないのか？」という主張があまりにも事実を直視していないと思うので書いておく。もちろん彼女（の家庭）が自分の金で何に消費しようが勝手であって、そこをどうこう言うつもりは全くない。問題はNHKの報道を見れば明らかに相対的貧困の家庭として取り上げられているようにしか見えないが、本当に相対的貧困なのか？ということだ。その場合も彼女が自分で相対的貧困と言った可能性もあるけれど、NHKが勝手にそういうことにしてしまった可能性の方が高いと思う（キーボードの件は本当は￥4000程度するのではないかという疑惑があるけれど、それは俺にはよくわからない。いずれにしろ追及すべきはNHKである）。そしてもう一つの大きな問題はジャーナリストや学者等が、事実を直視せずに「1000円ランチを食べてはいけないのか？」という問題としてしか論じていないことである。はっきりいって異常だと思う。狂っていると思う。これは貧困問題などではなく、ジャーナリズムの大大大大大問題である。
こういうことが独裁国家で報道が制限されているわけでもない日本で起きていることに戦慄するのである。
