2011-02-02から1日間の記事一覧
羽柴氏(その2)の続き。 「羽柴」の「はしば」の由来は「土師場」ではないかというのが俺の考え。ただし、それとは別の考えも捨てきれない。 それは「はしば」=「橋場」説。 この説は前に本で見たことがある。記憶が定かではないけれど、秀吉と川並衆との…
「羽柴氏」の続き。 『豊鑑』(「群書類従」)より、 其比信長の心に叶ひのゝしる柴田修理亮勝家。丹羽越前守長秀とかやいひしかば。其人の名字を一字づつたまはらんとて。丹羽の羽に柴田の柴をそへ。羽柴筑前守と改給しとなり。 この記事は信用してよいだろ…
豊臣秀吉の「名字」である「羽柴」とは一体何に由来するのか。 「羽柴」の由来は織田家の重臣である丹羽長秀と柴田勝家にあやかり、丹羽の「羽」と柴田の「柴」を1字ずつもらってつけたというのが定説であるが、確たる典拠はない。 ⇒羽柴氏 - Wikipedia ウィ…
日蓮の「太陽を射る話」考の続き。 弘法大師空海が祈祷したら夜中に太陽が出現したという。この話は以前から知っていたが、それが俺の中で「日招き伝説」と結びついていなかった。日蓮は『般若心経秘鍵』の逸話を紹介しているけれど、屋島寺の創建伝承も日招…