ライブドア問題と私。

 そもそもライブドアって何?
 もちろん名前は知ってます。俺がわけもわからずインターネットを始めたのが約4年前。その時はまだダイヤルアップで、最初プロバイダの無料サービスを探してた時に名前を聞いたと思うけど、別の無料プロバイダと契約。それから間もなく経営破綻したことは知っていたけど大した関心もなくそれっきり。その後どうなったのかもよく知らなかったけど、名前だけは時々聞くから、営業は続けているんだなと思っていた程度。
 関心を持ったのは、おととし近鉄買収に名乗りを上げたとき。ホリエモンを知ったのもそのとき。まあ無知の部類に入るかもしれないけど、そういう人も少なくないと思います。
 それ以降も、名前だけは報道で聞くから知ってるけど、実際のところIT企業としてのライブドアには、ネットを頻繁に利用しているのに、ほとんど関心なし。俺の場合ポータルサイトと言えばYahoo!。それ以外はほとんど利用していませんでした。
 去年ブログを初めてから、やっとライブドアにも多少関心を持ち出したのだけど、自分が利用しているわけでもないので、たまにライブドアのブログサービスについて書いてある記事を読む程度。
 敵対的企業買収をする企業としてのライブドアには、それなりに関心はあっても、IT企業としてのライブドアについてはブログサービスをしている会社という程度の認識しかありません。ついでにデイトレーダーでもないので株価にも興味ありません。
 ちなみにこれはライブドアに限ったことではなくて、今こうして利用している「はてな」だって、サービスには興味ありますが、経営戦略云々には興味もありませんし、「楽天」も同様。企業規模では楽天のほうがライブドアより大きいのだろうけど、利用する機会がないので、巡回するブログの数の多いライブドアのほうがまだ多少関心度が高いです。

 トヨタ等の大企業や銀行が潰れるというなら話は別ですけど、ライブドアがなくなったって、日本経済にたいした影響があるわけじゃないでしょう。もちろん社員や取引先や株主には深刻な影響があるでしょうけどね。ライブドアという企業がどうなろうと、俺にとってはどうでもいいこと。それは俺だけじゃなく、多くの人がそうだろうと思います。

 ということでライブドアという企業のスキャンダルとしてのこの問題に関する興味は野次馬的なものになってしまうけど、もっと普遍的な視点、例えば「拝金主義云々」とか「アリとキリギリス云々」とかいった批評には大いに関心があります。