釈然としない殺人事件

テレビでは報道されているんだけど、ネットではあまり話題になっていない事件。


殺人罪などで死刑判決を受け上告中の元暴力団幹部が、茨城県警に別の殺人事件3件に関与したとする上申書を提出して、保険金目的で殺害した疑いが強まったとして、元不動産ブローカーの男や親族が逮捕された件。この話が持ち上がったのは一昨年のことで、『新潮45』が2005年11月号に、「スクープ記事」を書いたことがきっかけ。


誰も知らない「3つの殺人」――首謀者は塀の外にいる! 「凶悪殺人犯」の驚愕告発 - 電子書店パピレス


当時、俺はこの事件に興味を持って、それを前のブログで記事にしたんだけど、突然ブログがまるごと削除されてしまって、ログも保存していなかったので、再掲するのは不可能(最近もいきなり削除で話題になったところでやっていた)。そこでどんなことを書いたのかというと、この話は怪しいと思ったという話。その後もニュースをチェックしていて、進展があったような記事もあったんだけど、結局大きな動きがないまま、話題にすらならなくなり、やっぱり怪しげな話だったんだと思っていたところ、今年になって急展開したのでビックリ仰天した。


しかし、疑えばきりがないのだが、俺はまだ怪しいと思っている。報道を漠然と見ているだけではわからないと思うけど、記事を精査すれば、主な内容は「死刑囚の証言」によるものであり、まだそれほど決定的なことにはなっていない感じ。

(ただし、「<殺人上申書>実行役1人、容疑認める(毎日新聞)」という記事があるにはある…」


某教授の痴漢事件なんかより、こっちの方に注目すべきだと思うのだが、法曹関係者ですら関心を持っていないようなのが不満。