宇宙戦争

未確認飛行物体に関する質問主意書(民主党山根隆治参院議員)

 近年、我が国のみならず、各国において地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体(通称UFO。以下「UFO」という。)を目撃したという情報が後を絶たないが、我が国の安全上の観点、国民的な不安と関心からもこれに対する情報収集と確認作業は喫緊の課題であると考える。
 そこで、以下質問する。

asahi.com:「UFOの存在、確認していない」 閣議で答弁書を決定 - 政治 (12/18)

「地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体(UFO)の存在を確認していない」

asahi.com:町村長官「UFO絶対いる」 政府公式見解に「異議」 - 政治 (12/18)

 ところが、町村氏は記者会見で「政府の公式答弁は極めて紋切り型。私は個人的にはこういうものは絶対いると思っている」と反論。「そうじゃないと、ナスカ(南米ペルー)のああいうの(地上絵)、説明できないでしょ」と述べた。

現在も話がどんどん拡大しているのだが、とりあえずここまで。


① 山根議員の質問主意書には、近年と書いてある。UFO目撃情報は近年に限ったことではない。「近年」と書くからには特別な意味があるように思える。「近年」目撃情報が増えているのだろうか?このあたりに山根議員の質問のカギがありそうに思えるが、今のところ良くわからない。


② 政府の答弁書に対して、「Life is beautiful: 日本政府の「UFOは存在しません」発言にいちゃもんをつけてみる」という批判があるけれど、これは文字通りの「いちゃもん」。「未確認飛行物体」の「未確認」と、(地球外から飛来してきたと思われる未確認飛行物体の)存在を確認していないという意味の「未確認」は意味が違う。参照した記事の見出しに釣られたと思われ。


③ 町村氏の「そうじゃないと、ナスカ(南米ペルー)のああいうの(地上絵)、説明できないでしょ」発言。もちろん、そんなことはない。これで政治家の資質云々を言うつもりはないが、かなりのトンデモ発言。ただし、密かにそう考えている人は少なくないと思われ。