宇宙戦争(宇宙人は存在するのか)

「地球人も宇宙人だ」という話は(重要な問題だが)置いといて、地球外に知的生命体は存在するのかという問題。


「広大な宇宙には人類のような知的生命体が存在する、あるいは可能性が高い」というのがスタンダードな考え方のようだけれど、どうなんだろう?「広大な宇宙に存在する知的生命体は人類だけ」という考え方もありなんじゃなかろうか?可能性としてはあるよねという話ではなくて、人類だけという考え方を基にして、「宇宙とは何か」とか「生命とは何か」とかを探っていく。


個人的な偏見だけれど、宇宙には人類だけしか知的生命体はいないという主張をすると、嫌悪感を持つ人が多そうな気がする。それはおそらく欧米中心主義とか白人中心主義とかキリスト教中心主義なんかとかぶって見えるからじゃなかろうか思う。あるいはは宇宙人がいると不都合になると考える宗教原理主義者に見えるとか。


ただ、宇宙に知的生命体の姿かたちはどういうものなのかと考えるとき、SF映画などを見ると、人類と似た姿だったり、哺乳類型であったり、昆虫型であったり、イカやクラゲのような海洋生物型であったり、要するに地球上の生物と似たような姿を連想しているわけだ。しかし、もし宇宙に知的生命体がいたとしても、我々が想像できないようなとんでもない姿をしているかもしれないし、思考回路も我々とは全然違うものかもしれない。


我々が宇宙人を連想するとき、通常それは我々の常識を基礎として考えているわけだ。先の欧米中心主義の例えと関連付けるなら、欧米人以外は人間ではないとは言わないが、欧米で生まれた文化は普遍的なものであると考えているのと似た思考なんだと思う。


とはいえ、我々が想像できないものは、想像しようがないわけで、であれば、我々の想像できる範囲で宇宙人というものを考えるしかない。


と、ここまで書いて頭がパンクしてきた。こういうことは頭の良い人が考えているに違いないので、これでおしまい。


フェルミのパラドックス(ウィキペディア)