橋下知事と私学助成金

橋下知事、女子高生を泣かす…意見交換でマジ反論 - 社会:ZAKZAK


俺は大阪人ではないし、あまり関心を持っていなかったのだが、ふと思ったこと。


橋下知事って左の方から「ネオリベ」って極度に嫌われているじゃないですか。で、その「ネオリベ」っていうのは「民間に出来ることは民間に」って考え方じゃないですか。ということは、本来の「ネオリベ」だったら減らすべきは公立校にかかる経費、もしくは公立校の民営化じゃないですか。知事は「ネオリベ」に逆行しているじゃないですか。


ところで、

教育バウチャー(ヴァウチャー) (Education voucher) は、私立学校の学費など、学校教育に目的を限定した「クーポン」を子供や保護者に直接支給することで、私立学校に通う家庭の学費負担を軽減するとともに、学校選択の幅を広げることで競争により学校教育の質全体を引き上げようという、私学補助金政策である。

教育バウチャー(ウィキペディア)


左の方が忌み嫌う教育バウチャーも私学助成的側面があるじゃないですか。頭が混乱してくる。さらに混乱するのが右の方が私学助成を憲法違反だと批判し、左の方が擁護しているってこと。


問題点はここに書いてあった。
私学助成(ウィキペディア)
私学が「公の支配」に属するのか否かってことが争点みたいですね。


ここで連想するのは図書館民間委託などの行政のアウトソーシング。これにも賛否両論あるわけだけど、私学も公共サービスのアウトソーシングなんだって考え方もできるかもなんて思ったりもするんだけど、よくわからん。